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“ふるさと列車”只見線全線運転再開! 復活のカギは住民の行動

  • 2022年12月02日

福島県と新潟県を東西につなぐ「JR只見線」。2011年に豪雨による被害を受け、一部区間が不通となっていましたが、ことし10月1日に全線で運転を再開しました。復活を待ち望んだ新潟・魚沼の住民たちの取組みを取材しました。

魚沼では列車が通ると必ずといっていいほど、住民たちが手を振ってくれます。これ実は地域を挙げて只見線を応援する市民活動の一環なんです。7年前には魚沼市の条例にも制定されました。その名も「みんなで手をふろう条例」!

この活動を先頭に立って進めてきた横山正樹さん。魚沼市の越後須原駅近くで民宿を営んでいます。この雪深い地域の住民にとって、只見線は人の移動・物の移動両方に欠かせない路線だったといいます。(※横山さんの年齢は12月1日現在)

横山さん

私達から上の年代の高齢者の方は、本当にお世話になった。というのは豪雪地帯ですので、車もままならない時代には本当に只見線が生活にとって大事な路線であったことが身にしみている…

国道の整備も進み交通手段が車に置き換わっていくなか、横山さんは只見線の魅力を発信しようと、絶景をまとめたパンフレットや様々なグッズを仲間とともに製作してきました。また、仲間の発案でこんなイベントも……

車内でプロレスを行う特別列車。プロレスの「いくら倒されても立ち上がる」という要素を、どんな災害に見舞われても力強く立ち上がる只見線の姿に重ねました。

さらに全線再開通を目前にした9月末、横山さんは地元の小学校を訪ねました。

子どもたちに手をふるための「特製うちわ」をプレゼント。約80年愛されてきた只見線の歴史と役割を、次の世代にも伝えようという取り組みです。

そして迎えた10月。念願の全線運転再開を果たした只見線を、うちわを使って全校児童でお出迎え!楽しそうに手をふる児童たち。只見線を見送ると「もっとやりたかった!」「これからも学校の近くを通るときに手をふりたい」と、これからの「手をふろう運動」の継続に意欲を燃やしていました。児童とともに手をふった横山さんは、

横山さん

(只見線を)“ふるさと列車”とよく呼んでいるんですけど、子どもたちが魚沼から出てもまた戻ってこられる、そんないい場所にしていければと思っています。

地域の声援を受けながら、復活を遂げた只見線はこれからも走り続けます!

※この度のレポートは、2022年11月21日に「おはリポ」で放送された「只見線全線再開 復活に導いた住民たちの愛と行動」に沿ったものになります。以下に掲載の動画もあわせてご覧ください。


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