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雪への備え万全に!

  • 2022年11月30日

    朝晩の冷え込みが厳しくなり、いよいよ冬の訪れを実感します。冬が本格化する前に準備を進めておきたいのが雪への備えです。冬用タイヤへの交換や雪下ろしの安全対策の際に、注意すべき点などをまとめました。(新潟放送局 草野大貴・阪本周悠)

    冬用タイヤの交換は早めに

    11月下旬、新潟市内の自動車用品店には、平日にもかかわらず次々とドライバーたちが訪れていました。本格的な雪のシーズンを前に冬用タイヤへの交換で混み合う時期を迎え、この店舗では週末の予約はすでに12月上旬まで埋まっている状態でした。

    タイヤ交換で慌ただしいピット

    溝のマークで効き具合をチェック

    雪道や凍った道でも安定して走ることができるよう作られた冬用タイヤですが、時間の経過や使用状況によって性能は落ちていきます。タイヤの「効き具合」を一般のドライバーが測るには、何を目印にすればよいのでしょうか。取材に訪れた自動車用品店の寺澤店長は「タイヤの溝の中にあるマークに注目してほしい」と呼びかけます。

    溝の中の盛り上がった部分が表面とつながると買い替え時

    寺澤店長 溝の中にあるボコボコと出てる場所と、タイヤの表面がつながるとスタッドレスタイヤとしては使えません。冬道、凍った路面なんかも全く効かないようになります。

    バッテリーも要チェック

    あわせて気をつけたいのは「バッテリー」です。タイヤほど気にかけるタイミングは少ないかもしれませんが、冬の寒さのためバッテリーの性能が下がる場合があり寺澤さんは定期的に確認するよう呼びかけています。

    寺澤店長 3、4年に1回は平均的に交換しなければいけないかなと思います。バッテリーがだめだとエンジンがかからなくなりますのでいざ乗ろうという時に動かなくなるので是非チェックしていただきたいです。

    1番重要なのは「ドライバーの心構え」

    こうしたポイントに気をつけた上で、事故を防ぐために寺澤さんが最も重要だと訴えるのは「ドライバーの心構え」です。

    自動車用品店 寺澤恵店長

    寺澤店長 とにかく急ブレーキ急ハンドルは厳禁です。いくら新品のスタッドレスタイヤでも滑る時はありますので、夏と同じ運転をしてしまうと間違いなく事故を起こしてしまうので、冬の運転をしていただければと思います。

    アンカーで雪下ろし中の事故防止を

    そして、雪下ろし中の事故を防ぐために重要になるのが命綱を固定するためのアンカーです。

    屋根に設置されたアンカー

    県によりますと、昨年度までの10年間に雪に関係した事故は726件起きていて、このうち雪下ろし中に屋根やはしごから転落した事故が392件と半数以上を占めています。

    県が去年、県民を対象に行ったアンケート調査では、雪下ろしの際に命綱を着用したと回答した割合は6%あまりに留まりました。今年度、県内では15の市町村がアンカーや転落防止柵の工事費用を補助し普及を後押ししています。

    設置工事を請け負う 武田正也さん

    アンカーの設置工事を請け負う武田正也さんは、次のように話しています。

    武田さん 一人暮らしや高齢者の方が雪下ろしを頼むときは、こうした設備がないと作業ができません。個人で雪下ろしをされる方も毎年のように落下事故が多いので、安全のためにも設置を検討してほしいです

    雪の季節はもうすぐそこまで来ています。ここで紹介した情報も参考に、備えを進めてもらえたらと思います。 
     

      • 草野大貴

        新潟放送局 記者

        草野大貴

        徳島局から2022年8月に新潟に赴任。今月、4年ぶりにスタッドレスタイヤを購入した。

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