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家具が凶器に!?地震時の家具対策は“固定”と“配置の見直し”

ちょこっと防災そなえドキ NHKニュース・防災
  • 2023年04月11日

いざという時のために今日からできるちょっとした備えをご紹介します。
今回は「家具にも備えを」です。(動画2分52秒)

大きな地震が起こると家具が凶器となり、命を奪ったりけがを引き起こしたりすることを知っていますか。
1995年1月17日に起きた阪神淡路大震災では国内で史上初めてとなる震度7を観測。死者・行方不明者は6400人を超え、住宅の全半壊はおよそ24万棟におよびました。

家の中は必ずしも安全とは限りません。日本建築学会が調べた結果がこちら。

被害が大きかったエリアではけがをした人のうち半数近くは家具の転倒や落下によるものでした。中でも「本棚が倒れた」と答えた人が過半数を占め、3人に1人が「食器棚も倒れた」と答えています。また「テレビやピアノ、仏壇までもとび跳ねた」という報告も寄せられています。

2004年10月に起きた新潟県中越地震では被災した人の73パーセントが家具で死傷したことが明らかになっています。そしてけがをした人のうち約5割がガラスの飛散や家具の転倒・落下によるものでした。例えけがをしなくても家具が倒れることで、揺れがおさまったあとの外への逃げ道をふさいでしまうかもしれません。

▼本棚や冷蔵庫などは壁や柱に固定しておくようにしましょう。
▼寝室では体に家具が倒れてこないように配置を工夫しましょう。
▼窓のガラスなどは飛散防止フィルムを貼りましょう。

飛散防止フィルムは貼ることでガラスが割れてもけがをする危険を減らすことができます。台風対策にもなります。

家具の転倒防止に取り組むには家族で話し合いましょう。一人暮らしのお年寄りなどには周りから声をかけて作業を手伝うことが理想です。地域の活動において高齢者宅を訪問し相談に乗ることもよいかもしれません。

今回のポイント「家具の配置を見直す!」。
 


「ちょこっと防災 そなえドキ」では防災・減災に関して、質問や災害時の体験談、地域の取り組みについての情報を募集しています。こちらからお寄せください。

  • 狩野史長

    新潟放送局アナウンサー 防災士

    狩野史長

    青森、長崎、鳥取、大阪を経て現在は新潟放送局で「新潟ニュース610」や「金よう夜きらっと新潟」のキャスターを担当。2019年防災士の資格取得。東日本大震災や熊本地震、鳥取県中部地震、大阪府北部地震、西日本豪雨、東日本台風などの現地取材多数。「ちょこっと防災そなえドキ」をプロデュース。

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