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ちょこっと防災 そなえドキ「避難場所と避難所のちがい」

  • 2022年06月02日

いざという時のために今日からできるちょっとした備えをご紹介します。
今回は「避難場所と避難所のちがい」です。

避難場所と避難所、この2つは同じ意味だと思っていませんか?
混同してしまうと、命に関わる危険もあるんです。災害時の「避難」の流れで考えてみましょう。

津波の危険があるときを例に考えます。

地震が起こり津波の危険があるとき、まず高台に移動します。高台に施設がないときでも高台に移動して屋外で津波の危険がなくなるまで待ちます。この場所は「避難場所」です。

津波の危険が去りました。でも自宅は津波の被害で戻ることができません。その場合は、避難場所から移動して避難生活を送ることができる体育館や公民館に行きます。この場所を「避難所」と呼びます。

避難場所と避難所の違い、お分かりになりましたか?

避難場所は危険がなくなるまで一時的に避難する場所。

避難所は避難生活を送る場所。

言葉が似ていて勘違いしやすいですが、全く意味あいが違うので注意が必要です。避難生活の場である「避難所」に逃げても、そこで災害に見舞われ命を守れないということもあり得るんです。

また、重要なのは、全ての災害で同じ避難場所が安全とは限らないという点です。
避難場所にも「向き・不向き」があるんです。こちらをご覧ください。

いま全国の避難場所、避難所にはどの災害で使うことのできる場所かがピクトグラムで明示されています。例えば、低い土地にある公園やグラウンドなどの避難場所は、地震や大規模な火事などの災害では有効ですが、津波や水害などは浸水が想定され危険です。場所によっては、土石流やがけ崩れ、地すべりなどの危険もあります。

一方で、同じ公園でも、高い土地であれば、津波や高潮などの避難場所となっている場合もあります。津波や水害から安全を確保するためには、高い土地にある避難場所しか逃げてはいけません。

自宅近くの「避難場所」「避難所」、そしてそれらが、どの災害に有効な場所や施設であるか、今すぐチェックしてみましょう!「避難場所と避難所のちがいを知って正しく避難する」ことが大切です。

今日がそなえドキ!ちょっとした備えがあなたの命を守ります。


「ちょこっと防災 そなえドキ」では防災・減災に関して、質問や災害時の体験談、地域の取り組みについての情報を募集しています。こちらからお寄せください。

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