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災害時 外国人とのコミュニケーションは“やさしい日本語”で

ちょこっと防災そなえドキ NHKニュース・防災
  • 2024年03月21日

いざという時のために今日からできるちょっとした備えをご紹介します。
今回は「外国人とのコミュニケーション」です。


外国人は災害時特有の日本語に戸惑うことが多いといわれています。「避難」「炊き出し」など普段は使わない日本語が多いためです。東日本大震災では「高台」という言葉がなかなか伝わらないこともありました。
「高台」は「たかい ところ」。ビルの上や山の上に逃げましょうと具体的に言うと伝わりやすいです。
「避難所」は「みんなが にげる ところ」。
「炊き出し」は「あたたかい たべものを くばる」です。

難しい単語は言いかえ、相手に配慮した“やさしい日本語”を使いましょう。
優しい日本語は外国人だけでなく子供やお年寄りにも伝わりやすく、コミュニケーションが重要となる災害時にはとても役立つものです。また地震や水害など災害になじみのない国もあります。災害時、周りに困っている外国人がいたら積極的に声をかけてください。


「ちょこっと防災 そなえドキ」では防災・減災に関して、質問や災害時の体験談、地域の取り組みについての情報を募集しています。こちらからお寄せください。

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  • 狩野史長

    新潟放送局アナウンサー 防災士

    狩野史長

    青森、長崎、鳥取、大阪を経て現在は新潟放送局で「新潟ニュース610」や「金よう夜きらっと新潟」のキャスターを担当。2019年防災士の資格取得。東日本大震災や熊本地震、鳥取県中部地震、大阪府北部地震、西日本豪雨、東日本台風などの現地取材多数。「ちょこっと防災そなえドキ」をプロデュース。

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