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『上中下越に佐渡(さぁ~ど~)ぞ!』新潟 田上町

  • 2022年04月25日

田上町

新潟県にある37の市区町村の魅力をお届けする『上中下越に佐渡(さぁ~ど~)ぞ!』。初回は中越地方の田上町です。田上町は人口約11,000人。町の東側は森林が多く、西側は田園地帯。信濃川が流れ、自然の恵み豊かな町です。

護摩堂山のあじさいや、そのふもとにある湯田上温泉郷が有名です。

地元の魅力満載!

そんな田上町に地元の魅力がぎゅっと詰まったお店があります。地元の人から長年愛されている地域密着型スーパーです。

地酒や刺身、惣菜…その中で特に力を入れて販売をしているのがプライベートブランド商標を持つ日本酒と、田上町産のタケノコを使った自社製造の缶詰です。パッケージには店主の妻が文字デザインをし、水彩画が得意な叔母が描いたかわいらしいタケノコ汁の絵が描かれています。地元産の食材にこだわって製造し、地元で販売する。家族総出で作り上げた一品です。

新潟の食材がたっぷり

この店は戦前に営業をはじめ湯田上温泉の繁栄とともに育ちました。昭和から平成、そして令和。地元の人の声を聞きながら今の万屋スタイルを確立したそうです。

中継では伝えきれませんでしたが店の一押しは「お酒」。オリジナルブランドの日本酒以外にも、町周辺の4つの酒蔵の特約店ならではの品ぞろえです。福島や宮城など東北の酒も店主の藤田哲也さんの目利きで並べられています。奥さまのみどりさん手書きのポップ(お酒の説明)を読みながらガラスの冷蔵ケースを「物色」する…。酒好きにはたまらないでしょう。お店でつくられた総菜や毎朝、市場で買い付けてくる新鮮な刺身をアテに一杯飲めば、幸せ間違いなし。そんな風に楽しんでいる町の方もいらっしゃるでしょう。

たけのこ!

春を迎えた田上町、旬な食材と言えば「たけのこ」です。町内では4月23日から5月5日まで、たけのこの直売会や「たけのこ掘りツアー」が開催されます。2021年はいわゆる「裏年」で、まつりに出すたけのこが十分採れませんでしたが、2022年は「表年」。期待できるといいます。湯田上温泉郷にある4つの旅館では、毎年、とっておきの「たけのこ料理」で宿泊客をもてなしていて、これを目当てに宿泊する客も多いといいます。

「道の駅たがみ」駅長の馬場さんと農家の皆木さん

護摩堂山のハイキング、疲れをいやす温泉、そして豊かな食材…。
魅力いっぱいの田上町へ、みなさんも「さぁ~ど~ぞ!」

(左から)店主の藤田さん  女将の塚野さん  藤田みどりさん

4月6日放送
リポーター:編成担当 杉崎航 
カメラマン:ニュースデスク 内山太介

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