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2015年11月29日放送 再放送:12月6日よる

ブルターニュ 不思議の大地
~ゴーギャンたちの飛躍~

出演

小野正嗣さん(作家・立教大学准教授)
小泉順也さん(一橋大学准教授)

フランスの巨匠ポール・ゴーギャン(1848-1903)といえば・・・タヒチで描いた作品がよく知られているが、画家としてのゴーギャンを飛躍させ、タヒチ前の代表作を誕生させたのは、フランスのブルターニュ地方だった。
そこは、フランスの西のはずれ、「地の果て」と呼ばれている場所。独特の伝統文化が残り、不思議な自然と出合うことができる。ゴーギャンは、この地で何を見つけたのか?

代表作「説教の後の幻影」には、この地方独特の白い頭巾をかぶった女性たちが登場、現実と幻想が入り混じった世界が描かれる。「黄色いキリスト」では、のどかな風景の中にキリストのはりつけ像が黄色や赤の原色で描かれる。なぜ、こうした不思議な絵がこの土地で生まれたのか。
その謎に迫るのは、"土地の力"をテーマに小説を書いてきた芥川賞作家の小野正嗣さん。ブルターニュを旅する。出会ったのは、伝統衣装を守り続ける人たち、祈りの場に残る自由でおおらかな彫像、目には見えないものの存在を感じられる神秘的な森、そして原始のエネルギーを放つ巨石の群れ・・・。想像力を刺激する驚きと不思議に満ちた場面に次々と出会う。ブルターニュとゴーギャンの傑作誕生の物語をひもとく。

関連展覧会

「ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち」展

会場 パナソニック汐留ミュージアム 12月20日まで

※ホームページに掲載している絵は展覧会には出品されていません。


スタジオを彩ったお花はこちら

写真

≪説教の後の幻影(天使とたたかうヤコブ)≫スコットランド・ナショナル・ギャラリー、エジンバラ
©Paul Gauguin. Vision of the Sermon (Jacob Wrestling with the Angel). Scottish National Gallery, Edinburgh.