大阪 コロナ感染の10代男性死亡
“10代の死亡例は報告ない”

2021年9月7日

大阪府は、新型コロナウイルスに感染し治療を受けていた基礎疾患のある府内の10代後半の男性が9月7日、亡くなったと発表しました。
府によりますと、10代の患者が亡くなるのは大阪府内では初めてで、厚生労働省によりますと、全国でも9月1日時点のまとめで10代の死亡例は報告されていないということです。

大阪府によりますと、亡くなったのは府内に住む10代後半の男性です。

男性は9月1日に体調不良を訴えて大阪市内の病院に救急搬送され搬送先の病院で検査を受けた結果、新型コロナに感染していることがわかりました。

男性は入院し重症患者向けの治療を受けていましたが9月7日、亡くなったということです。

男性は新型コロナのワクチンは接種しておらず、基礎疾患や複数の重症化リスクの因子があったということです。

府によりますと、10代の患者が亡くなるのは大阪府内では初めてです。

また、厚生労働省によりますと、9月1日時点でのまとめでは全国で10代の患者の死亡例は報告されていないということです。