社会

埼玉 和光市議会議長 コロナとインフルエンザ 同じ時期に感染

埼玉県和光市は、市議会の吉田武司議長(59)が新型コロナウイルスとインフルエンザに感染したと発表しました。県によりますと、同じ時期に感染するのは珍しいということで、「予防接種を受けるなど対策を徹底してほしい」としています。
和光市によりますと、吉田議長は今月14日から熱が上がったり下がったりを繰り返し、今月17日に38度1分の発熱があったため医療機関を受診したところ、インフルエンザに感染していることが確認されました。

合わせて新型コロナウイルスの抗原検査を行ったところ陽性で、PCR検査の結果、今月18日に新型コロナへの感染も確認されたということです。

現在、症状は安定しているということです。

埼玉県によりますと、県内では同じ時期に新型コロナとインフルエンザの両方に感染したケースは数件しかなく珍しいとしています。

医師で、埼玉県感染症対策課の田中良明感染症対策幹は「同時に感染する例が少ないので、重症化するかどうかは分からない。同時に感染しないためにインフルエンザの予防接種を受けたり、手洗いやうがい、マスクの着用を徹底したりして日々できる対策を行うことが重要だ」と話しています。

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