新型ウイルス終息願って神社で祈とう 新潟 弥彦村

新型ウイルス終息願って神社で祈とう 新潟 弥彦村
新型コロナウイルスの終息を願って、新潟県弥彦村の神社では観光関係者などが出席して、祈とうが行われました。
弥彦村の弥彦神社で行われた2日の祈とうには、小林豊彦村長や村内の観光関係者などおよそ50人が参加しました。

はじめに、神職が新型コロナウイルスの終息を願う文を読み上げたあと、参加者に、疫病のまん延を防ぐとされるお札が手渡されました。

ウイルスの感染拡大の影響で、新潟県内では今月14日と15日に予定されていた日本酒の飲み比べができる「にいがた酒の陣」をはじめ、多くのイベントが中止となっていて、地域経済にも影響が出ています。

小林村長は「日本や世界含めて神様に、とにかくお願いしようときょうの祈とうとなった。疫病退散に神様の力をいただけるのではないかと期待している」と話していました。

弥彦観光協会の神田睦雄会長は「2月の時点で大きな旅館では2000人、普通の旅館でも100人から150人のキャンセルが出ていて、死活問題だ。これから桜など花の季節を迎えるので、早く終息して多くのお客さんに訪れてもらいたい」と話していました。