2017年12月06日 (水)

テキストまとめ・ヘリコプターペアレント

娘(中3)の尿検査を手伝うほどの過保護ぶり

【山里】具体的にどんなときに自分が過保護だなーって思います?

【イズミ】ご飯のときとかは、娘は席から動くことはなく、ご飯をまずよそってあげて、おかずも取り分けてあげて、お代わりってなっても、私が全部出してあげる。

【山里】御主人とかにも全部こう持っていってあげる?

【イズミ】あぁ違います。主人は自分でよそってくださいっていう。

【山里】は~。

【イズミ】洋服も、娘は「これ私服どっちの方が今日いいかな?」って言うんで、「あぁこっちの方がかわいいんじゃない?」って、「靴下もこっちの方が合うよ」とか。

【YOU】この前見たぞ、そのドラマ。

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【山里】夏やってましたよね、「過保護のカホコ」ですよ。

【YOU】うん、涼真君が出てたから見てた。

【山里】竹内涼真くんね。あのドラマ見てました?

【イズミ】見てました。もううちのことだから、別におかしいこと何もないんじゃない?っていう。

【YOU】ドラマって普通、何か変わったエピソードをやるはずなのに、何を実生活をそんなに流してるんだろう。

【イズミ】そうです、日常生活をただ流してるだけだなっていう。

【山里】はぁ~!! 

【イズミ】あとは去年まで、学校の尿検査もやってあげてました。

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【山里】えっ…?

【イズミ】トイレに一緒に行って「足開いて。はい、コップ出すから出して」みたいな感じで私が採って、長女はただ持っていくだけです。


 

娘は母の指示がないと真夏でもエアコンをつけない

【イズミ】あとはお留守番するときはメモを書いて置いていきます。(メモを取り出して見せる)

【山里】これ実際置いてたメモ?

【イズミ】はい。

【山里】中学3年生女子への留守番へのお手紙ですね。

「お帰りなさい。今日も暑いね。エアコンつけてね。つけたら窓は閉めてね。出かけるときは消していってね。おかずはレンジのドアを閉めたらレンジボタンを押して30秒に合わせてからスタートだよ。ご飯をよそったらふたを閉めて、食べ終わったら炊飯器のボタンを消すように」。

【山里】はーっ、でもここまでやらないと、もう本当にじゃあ。

【イズミ】できない。小さいときから、エアコンはつけるかつけないかは必ず私にチェックを受けていたので。

【山里】えーっ!

【イズミ】自分で勝手につけちゃいけないと思っているのか、私がつけなさいって言わないとつけないんです。

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だから、朝天気予報を私が調べて、今日は最高気温何度だから、帰ってくる頃はきっと暑いからじゃあエアコンだなとか、今日は窓で大丈夫だなとか判断を私がして手紙を書いていくんです。

【山里】へー!!じゃあもう留守にするとき気が気じゃないでしょ?

【イズミ】書き忘れちゃったと思ったら、倒れてるんじゃないかと思って、出るまでずーっと電話かけます。で「エアコンつけてる?」って聞いて。

【山里】そしたら?

【イズミ】娘が「えっ、つける?わかった」って言ってつけて、あぁよかったって安心して。

【山里】じゃあ電話するまでつけてないんだ、やっぱ。

【イズミ】つけてないです。

【山里】指示がないと何もできなくなっちゃったんですよ。

【YOU】もう死んだフリとかしたら?イズミさん。

【山里】そうすると、何かの指示待つんじゃないですか。

【YOU】犬?忠犬?そっか、いないと困っちゃうんだな。

【山里】お父さん何も言わないんですか?それで。

【イズミ】主人は「ママが全部やっちゃうからそれはできるわけないから、もう手を出さない方がいいよ」って。

【YOU】一応言うんだ。

【イズミ】言うけど、じゃあどうすんの?何もできないままじゃない?って。


娘のスマホを監視する

【山里】娘のお友達関係とか結構口出したりとかするの?
【イズミ】そうですね。口だしというよりも、友達関係とかは常に把握してないと嫌なので。だから娘のスマホとかは監視してます。

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【山里】えっ。
【YOU】見るの?
【イズミ】見ます。
【山里】えっ!どういうことを見るんですか?
【イズミ】もうLINEのやりとりから、誰が友達リストに入ってるかっていう人間関係を事細かに見て調べて、あぁまだこの子とつながってるのねとか。
【山里】娘さんは、見てることはもちろん…。
【イズミ】知らないです。
【YOU】あ、知らないんだ?
【イズミ】知らないです、もちろん。
【山里】じゃあ、こっそり見てるんですか?
【イズミ】そうです。夜寝た後とかにチェックして。

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【山里】えー!?それですごい気になる会話とか出てくる場合ないですか?恋愛関係のやつとか。
【イズミ】だから男の子と「あいつのことを好きなのか?」「えーっ違うよ」って会話をやり取りしてたりすると、こいつは誰だ?みたいな。男の子って大体名前が下の名前とか本名で入れてる子とか多いんですよ。なので何組の誰かを調べて、この子か、じゃあ今度学校行ったときにチェックしてみようとか、こっそり娘に写真出して、何々君とかって誰かな?みたいな(笑)。
【山里】え!?いやいや取り調べじゃん。怖い怖い。そんな自分が好きかもしれない相手との恋バナを親が勝手に見てるなんてむちゃくちゃ嫌だと思うけどな。
【イズミ】インターネットとかも動画とかも、どういうのを今見てるんだろう、とか。
【山里】えっ、履歴とか見るの?
【イズミ】そうですね。
【山里】えーっ!子どもの履歴見んの絶対ダメだよ!
【イズミ】(スマホの戻るボタンで)後ろに後ろに後ろに下がっていくと、あっ今こういうの好きなんだなとか、こういうの興味あるんだな、とか。
【YOU】安心するという目的で見てんの?
【イズミ】んー。安心もするけれども、心配なことしか出てこないんですよ。
【YOU】見るからでしょ。


  我が子のスマホを監視しているママ

スマホ監視ママ①シホさん

娘(中3)のLINEを中心に見ています。1回やってしまったのが、彼と娘のLINEを見ているときに、彼からLINEが入ってきちゃったですね。あれっていきなり既読がついちゃうっていう状態になるので、バレてたかどうかわからないんですがもうこれ以上危険なことはできないので、見るときは機内モードにして、ネットワークを切って、読み終わってからLINEを1回閉じて、機内モードを切って終了しています。

娘と彼がLINEの中で雰囲気が悪くなったときがあって、その時に、ちょうど彼からLINEが何通か来て。見てみたいなっていう気持ちに駆られて。そしたら「ごめんね」とか何か書いてあったんです。

でも、もうすでに開いてしまったので、そこは…削除してしまいました。一言だったし、謝るんだったらまた別の機会で謝ってもらえばいいのかなとか勝手に自分の保身のために削除してしまいました。

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(ある日LINEを読んでいると)この日にチューしようっていう打ち合わせをしていて、おっおっチュー?とか思ったんですけど。お互いに経験がないみたいで、じゃどこどこに待ち合わせをして、どこどこに行って、どこどこでって克明に書いてありまして。

で、ある日チューもめでたくしたみたいなんですね。ま、雨でふってて、相合い傘で。顔が近くなると笑っちゃって。何度も目を開けちゃったりとか、「もう笑うの禁止ねー」とか。「またしようね」みたいな。そんなやりとりが本当に書いてあって。

スマホ監視ママ② フミネさん

娘(高2)のツイッターのやり取りを見てると、「いや、ここでは話せないから」みたいな感じのことも書いてて、どうも裏アカウントがありそうなことがわかって。

で、娘のツイッターの中のフォローとかフォロワーとかを本当にしつこくしつこく追っていくと、「●●ちゃん大丈夫?」っていう内容があって、●●ちゃんというのはうちの娘の名前なんですけど。でも、つぶやこうとしている先が(私が知っている娘のアカウントとは)全然違うアカウントだった。なるほど、これが裏アカウントなんだとわかったんです。

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(娘の裏アカウントに書かれていた内容とは?)

駐車禁止のポールに2~3人が登ってる写真をツイートをしていて、娘からすると英雄なんですよね。英雄だからリツイートして。みんなで「マジ神」「マジ神」とかやってるんですよね。いやぁもう、おでんツンツンし出すのも時間の問題だと思いました。

ここから先、もうおでんツンツンし出したり、冷蔵庫に入ったりし出したら、もう私は警察に突き出すからね!って言ったら、あっ見られてるっていうのが分かったみたいで、裏アカウントにも鍵をかけるというか、見れないようにしてる、したし。

(フミネさんは、なぜスマホを監視するのか?)

 悪の道に入らないようにですかね。そこに行き着きたくないので、もっともっと手前で何とか食い止めようと思ってるんです。だから必要悪というか、絶対必要だと思いますね。子どもにプライバシーはないので。


 娘のSNSを監視して心配になったこと

【イズミ】SNSとかもやっぱりすごいんで、SNSが自分たちのステータスっていう。「いいね」をどれだけ自分がもらってるかとか、友達の「いいね」とかまで全部見てるんですよ。ずーっと携帯いじってて。

【山里】へー!

【イズミ】誰々ちゃんはお母さんからしか「いいね」来てないってマジやばいよね、とか。私今、呟いてもうこんなに来てんのにねー、とか。

【山里】へー!

【YOU】「いいね」を売ったり買ったりしてるんだから、大人はね。

【山里】はーっ。いや怖っ!だからこそちゃんと監視してあげなきゃっていう。

【イズミ】そうです。学校生活よりも、LINEでどれだけ人気があって、どれだけの立ち位置にいるのかっていうのもう彼女の中の一番。

でも親からしてみたら、もうスマホなんかはブラックボックスでしかない。もう何も見えないんで。だから監視しない限りは娘の何一つ見えてこない、本音が見えないですよね。

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【YOU】いやマジで、それはちょっと言えてるとこあるな、現代は。

【山里】確かにちょっと時代違いますもんね。僕の感覚で言うと、僕の勝手に日記帳見られてるとかっていうレベルとは違うわけですもんね。

【YOU】そういうことだよね。


 娘の反抗期は来たけれど…

【山里】でもねえ、反抗はされるでしょう?

【イズミ】そうですね、反抗期はやはり来たので。最近はよくケンカが多くはなったんですけど、でもそれでも自分の意見の方が絶対上なので。

【YOU】経験値から言うとね。

【イズミ】そうです。なので、そのうちどんどんケンカしてるとブレーキが利かなくなってきちゃって、「ママの言うことをちゃんと聞いてればこうならなかったでしょ!」っていうふうになってしまって。勉強にしても生活にしても、できないから時間ばっかり食ってるのに、そこにも気づかず反抗ばっかりして、無駄なことばっかりしてるんじゃないよ!みたいな。

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【山里】何か全否定だなぁ、娘がやろうとしてることの。


 ヘリコプターペアレントの特徴

【YOU】たとえば学校とか、そっちの娘を取り巻く環境の方にグワーッといったりしたことある?「何でうちの子が河童の役なんですか?」みたいな。

【イズミ】あ、それはないんですよ。

【山里】たとえば「うちの子だけ写真の写りが少ないじゃない」とか。

【イズミ】あ、そういうのはないですね。そういうほかの人に対してはないんです。娘だけ。

【山里】これがじゃあヘリコプターペアレントっていうやつなんですね、じゃあ。降りてくるわけです。娘のとこだけに。

【イズミ】そうです。ほかのお友達とか先生とかが周りにいたとしても、その人たちがどうなってても、それはもう私は関係ない。

【山里】へぇ~。

【イズミ】娘だけ。倒れてたら、もう娘だけ。

【山里】そうなるともう、どんどん干渉していくこと増えていきません?

【イズミ】そうです。どんどん増えていって、じゃあ、どこかで手をやめればよかったのかなっていっても、一時期手を放そうとしたときもあったんですけど、でも結局できないというか手を出すじゃないですか。そのままって訳にいかないんで。

じゃまた次、できなかった手を出す、どんどんどんどん年月が経っていって、いや今、手放したらもう何もできないよねと思うと、手を出す以外の選択肢がないんじゃないのかなって。

投稿時間:23:20


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