第89回 課題曲

小学校の部「とどいてますか」演奏動画

小学校の部「とどいてますか」演奏動画

同声二部
パート別音源
ソプラノ音源を再生 アルト音源を再生

※各パート近くのマイクで録った音源です

「とどいてますか」ポイント解説~指揮編

解説資料(ダウンロードしてお使いください)

「とどいてますか」ポイント解説~ピアノ編

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「とどいてますか」タイトルへの思い
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曲への思い「すべての命が歌ってる」
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曲に込めた思い
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練習のポイントは?
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「とどいてますか」朗読

演奏のポイント紹介

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「とどいてますか」はどんな曲?
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練習のポイントは?

NHK東京児童合唱団リモート練習 探訪記

課題曲発表に向けて練習を始めたときは、感染拡大期。集まって歌えない時期にリモートで練習をしていたNHK東京児童合唱団 金田典子先生のレッスンを、見学に伺いました。

①体ほぐし&発声練習

先生のかけ声に合わせて、ウォーミングアップ。
リモートだと声はきれいにそろいませんが、仲間たちの顔をみると、笑顔が!声も体もリラックスさせていきます。

②通して歌う

曲のはじまりのテンポをメトロノームで確認してから、スタート。リモートだとみんなのマイクをオンにすると音がバラバラになってしまうので、マイクをオンにするのは先生だけ。先生が指揮をしながら歌うことで、みんなの歌声を導きます。

③ポイント「ブレスとフレージングで音楽の流れをつくろう!」

続いては、息継ぎ(ブレス)をせず、ひとつづきにで歌うことで音楽の流れをつくる「フレージング」に挑戦!
ソプラノは65小節からの「くさやきや けものや さかなや いきものなかまと」
アルトは70小節からの 「おおむかしから うちゅうにひろがる そらのしたで」
フレージングは、音楽が「動く」か「止まってしまう」かが決まってしまう大事なポイント。
一人ずつ歌声をチェックしていきます。
「息が苦しい時ほど、しっかり吐く。そうすれば、息がしっかり入ってくる。毎回しっかりブレスをすることで、豊かな響きが出てきますよ」
先生のアドバイスで上手に歌えるようになったメンバーに、みんなで拍手!

④ポイント「調のイメージを感じてみよう」

「わたしたちホモサピエンス」 同じ歌詞でも練習番号3(♭が2つの変ロ長調)と練習番号4(♭が6つの変ト長調)では響きが違う!「それぞれどんなイメージ?」と先生が、質問。
「変ロ長調は明るいけど、変ト長調は大人っぽい」「変ト長調は、生きることを知ってる人って感じ」
など、いろんな意見が。
「みんなそれぞれが違うイメージを言ってくれたのがよかった。調が変わると、照明が変わるように曲の感じが変わるよね」と、金田先生。

⑤金田典子先生からのメッセージ「“リモートだからできること”がある!」

「みんなのハーモニーを聴くことはできないけれど、そのぶん一人ひとりの歌声をチェックしたり、意見に耳をかたむけることができるのが、リモートレッスンの魅力。
子どもたちの歌声から練習ポイントを見つけることはできないので、予め“きょうのポイント”を決めてレッスンにのぞむのがお勧めです!」

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