中標津小学校合唱部は、合唱が大好きな仲間が「いい顔いい声いい心」を合い言葉に、日々練習に励んでいます。今年は、コロナの影響で満足に歌えない日々が続きましたが、6月頃から活動を再開することができました。フェイスシールドやマスクをして距離をとり、天気の良い日は外で練習もしました。8月にミニ野外コンサートを開き、いつもあたたかく見守って下さるみなさまに、聴いてもらうことができました。つらくても練習を続けることで、難しい音がとれるようになったり、高くてきれいな声が出るようになったりするのでとてもうれしいです。次の目標は、1月に毎年行っている「中小コンサート」の開催です。これからも、みんなで楽しく活動していきます。応援して下さい。
こんにちは。私たち札幌山の手高校は、3学年全部員28名で演奏しました。
今年は新型コロナウイルスの影響による休校、コンクールやイベントの中止など、合唱をする機会を大きく制限されてしまいました。今のメンバーでコンクールのステージに立てないことが、心の底から悲しく、寂しく、悔しいと感じました。コンクールで全国大会に出場すること。これを目標として活動してきたので、心に穴があいたような気持ちになりました。ですが、合唱に対する想いは失わず、これまで取り組んできました。
合唱の機会がなくなってしまったからこそ、当たり前ではない、この一瞬一瞬を大切にしようと思えました。
今回は途中までの演奏となりますが、美しいメロディーと詩の想いが伝わるように歌いました。
より深いハーモニーを奏でるために、パートを越えた並びで挑戦しました。今年だけの『彼方のノック』を、聴いてくださるみなさんにお届けしたいと思います。
札幌山の手高等学校合唱部 部長
みなさん、こんにちは。札幌市立青葉中学校合唱部です。
今年は、新型コロナウイルスの影響で充分な練習もできず、私たちが目標としてきたコンクールもなくなり、今までの努力が無駄になってしまう悔しさと、活動することができない悲しみの中、淡々と時が流れていきました。
しかし、地域のみなさんが音楽会を企画してくれました。私たちの学校のグラウンドで開催されたその音楽会では多くの人に来ていただき、はじめて人前で「足跡」を歌いました。温かい拍手を受け、私たちは感謝の気持ちでいっぱいになりました。そして、多くの方々の努力で開かれた札幌市中文連音楽会。札幌の自慢であるhitaruという素晴らしいホールで開かれたこの音楽会は、保護者、そして校長先生と教頭先生のみの観客でしたが、今持っている力をすべて出し切ることが出来ました。「足跡」を歌い終わって退場する時、いつまでも鳴り止まぬ拍手が広いホールに響き渡りました。4月のミーティングで「このまま終わるわけにはいかない!」と話し合い、部員全員で取り組んできた私たちにとって、この拍手は本当に大きな励ましとなりました。本当にありがとうございました。
これから流れるVTRはふだんの練習の様子です。どうぞお聴きください。
みなさんこんにちは!丸山小学校合唱部です。私たちの住む中標津町は、牛乳の生産量全国トップクラスの酪農の町、そして合唱も盛んな町でもあります。昨年度のNコンでは、同じ町内の小学校・中学校が北海道代表となる快挙を成し遂げています。自分たちも、刺激を受けながら日々練習に取り組んでいる所です。
今年は1年生から6年生まで28名で活動しています。今年の6年生は、女子部員1人のところに、4月に転入してきた男子部員のわずか2名。二人とも、Nコンをとても楽しみにしていた矢先に、Nコン中止の連絡。ですが、「そんな時こそ今できることを!」と自分たちで年度末にコンサートを開こうと決めて、選曲や練習に頑張っているところです。課題曲も発表されてから、それぞれ練習してきました。動画で全国の皆さんに、「6年生との今年の課題曲」を披露できることをとても楽しみに頑張ってきました。やるきfffで歌います!聴いて下さい!
私たち札幌市立伏見中学校合唱部は、今年度は例年より若干少ない27名での活動でした。現在は3年生が引退し、1,2年生14名で活動を続けています。今年は2月~6月までの臨時休校期間の後も、ほぼすべての演奏会やコンクールが中止となってしまい、残念なことに発表の機会がほとんどない年となってしまいましたが、それでも活動の軌跡を残そうとホールでの練習会/撮影会を企画しました。この動画は8月末に、近隣にある世界的な音楽ホールをお借りして撮影したものです。応援してくださる保護者の方に、今年のこのメンバーでの声をお聴きいただくとともに、ここで撮影した動画や録音を、参加できる発表の場に積極的に応募してきました。実質の練習は2ヶ月。満足な練習ができなかったため完成度はまだまだですが、いまできることを精一杯やった「足跡」です。どうぞお聴きください。
こんにちは。函館市立亀田中学校合唱部です。
NHK音楽コンクールが中止となり、残念な気持ちでいっぱいでしたが、このような機会をいただき、ありがたく思います。今年度は、今まで当たり前にみんなで集まって歌えていたことができなくなり、例年の半分にも満たないくらいの練習しかできませんでした。それでも、久々にみんなで歌ったときには、歌うことの楽しさや喜びを改めて実感しながら歌うことができました。今回投稿した動画は、美原祭(文化祭)のための演奏を録画したのものです。今年度、最初で最後の発表の場でした。3年生はこの演奏会をもって引退となりました。つたない演奏ですが、精一杯歌いました。音楽は、人々にエネルギーを与えてくれると思います。これからもよりよい方向へ進めるように、今できることを一生懸命がんばっていきたいです。
私たちは現在1,2年生のみで活動していますが、10月9日に本校の学校祭があり、合唱部も全校生徒の前で発表できることになりました。コンクールや発表する機会がなく、6月末にいったん引退した3年生も復帰して、全員がそろって歌う今年最初で最後のステージに臨みます。
その10月9日の放課後、今年先輩たちといっしょに歌うはずだったNコン課題曲「足跡」を私たち1,2年生が歌って、3年生に聴いてもらうために練習しています。途中までの演奏ですが、3年生への感謝の気持ちを、歌声で伝えたいと思っています。
3年生の先輩方は、常に向上心を持ち、積極的に活動に取り組む姿を、後輩である私たちに見せ続けてくれました。そんな3年生と一緒に、今年のNコンに出場できなかったことはとても悔しいですが、「これからの合唱部を1,2年生に任せて大丈夫だ」と、3年生に安心してもらえるように、日々頑張っていきたいと思います。
私達あいの里東中学校合唱部は39人の部員で活動しています。
札幌はコロナウイルスの影響で3月から休校。定期演奏会やコンクール、地域の活動などすべてが中止となりました。それでも休校が明け少しづつみんなで歌えるようになると、何気ない日常生活のありがたみを心から実感しました。私たちは、この状況の中だからこそできることをやろうと、時には集中して作詞・作曲の意図に迫ったり、時には日本の合唱名曲を聴いたり歌ったりしています。『足跡』は今の私達と重なる部分がたくさんあり、より気持ちを込めて歌うことができました。
今回の動画は、今年初の体育館練習でフォーメーションチェンジなどをしながら楽しく撮影しました。全国の合唱部のみなさんと繋がれる企画に参加できることを、部員一同とてもうれしく思っています。皆さん、是非あい中サウンドで癒されてください。
(部長)
本校は、開校当時から全校的に歌声活動がさかんでした。しかし今は、校内から歌声が消え、かろうじて朝、合唱部の歌声が聞こえる程度です。その合唱部も、2月中旬の臨時休校から約4か月間、活動休止でした。学校再開後も、曜日別や時間差を設け、少人数で歌ってきました。制限が多く、先の見えない中での学校生活で、合唱へのモチベーションが低下し、心から楽しむ気持ちになれずに退部する児童もいました。また、校内で披露する機会もないため、新入部員もまだ2名という状況です。
そんな中、子どもたちをやる気にさせてくれたのがこの企画です。全員での練習は数えるほどしかできず、十分な内容ではありませんが、「今年こそは!」とコンクールを目指していた6年生にとって前向きなエネルギーとなり、貴重な体験・思い出となりました。部内にも少しずつ活気が戻りつつあります。
動画の最後は、6年生6名からのメッセージがあります。
こんにちは、札幌市豊平区の月寒小学校&月寒東小学校です。
北海道・札幌市は、2月下旬に緊急事態宣言が出て、いち早く休校になっていました。通常の活動や、新入団員の募集も難しい状況のなか、隣同士の2校で力を合わせて歌いました。
練習は、体育館やランチルーム、中庭など、広くて換気のしやすいところで行っています。また、普段はマスクをつけたまま歌っていますが、今回の動画撮影のときだけ、久しぶりにマスクを外して歌いました。
小学校最後のNコンが中止となってしまった6年生。
今年は6年生が団員の半分を占めていて、最後のNコンにかける思いがとても強いです。コンクールの中止は残念でしたが、このような機会を作っていただき感謝しております。
なかなか練習を再開できないなか、それぞれの家でがんばって練習しました。
みんなで声を合わせる喜びを感じて歌います。ぜひ、お聴きください!
私達登別明日中等教育学校と室蘭市立本室蘭中学校は、Nコンに毎年合同で参加し、去年のブロック大会後に、「来年は絶対全国に行こうね」と誓って別れました。しかしコロナウイルスのため、その日から一緒に練習することも、会うことすらできずにいました。
そして別れてから約1年後の9月12日、ようやく一緒に練習することが実現し、久しぶりの再会に喜びました。私達はこの奇跡のような1日で、一緒に歌うことができる喜び、Nコンに出られなかった悔しさ、でもやはり合唱が好きだという気持ち全てを込めて歌いました。そのため3年生は思いがあふれて泣いてしまいました。これからも2つの学校をつないだ合唱の絆を胸に、生涯忘れられないこの1日を抱きしめ生きていきたいと思います。
登別明日中等教育学校 部員25名
室蘭市立本室蘭中学校 16名
こんにちは!私たちは、札幌市立東白石小学校合唱団です。札幌市立東白石小学校は今年で開校53周年を迎えます。東白石小学校は、昭和54年に、「わたしたちも<カムバックサーモン運動>に協力しましょう」という5年生の女の子の提案から「さけ学習」が始まり、41年間にわたって、さけの放流が続けられています。
東白石小学校合唱団は、現在、男子3名女子4名の6年生7名だけの合唱団です。今年は、コロナの影響で、新入団員の勧誘もなかなかできず、さらに、たくさんのコンクールや演奏会などが中止となってしまい、とても残念です。その中でも、NHKコンクールは、「今年こそ金賞を!」という目標を立てていたので、悲しい気持ちでいっぱいでしたが、「みんなのハモリ場かたり場」という企画に参加することができて、とてもうれしいです!これからは、新しい生活様式をもとに工夫しながら、仲間といっしょに、今まで以上に楽しんで合唱をしていきたいと思います。
(6年部長)
北海道では、コロナウイルスの感染者は少ないですが、合唱の練習ができるようになったのは、7月からです。コロナウイルスが完全にしずまったわけではないので、歌を歌う時でもマスクをし、なるべく向かい合わないようにして歌ったり、パート練習を多くしたりして、取り組んでいます。自由にのびのびと歌うということは、まだできない状態なので、少人数で歌うようにするなどのくふうをして、練習をしています。
また、NHK全国学校音楽コンクールという大きなコンクールが中止になってしまい、一つの大きな目標がなくなってしまって、とても残念です。特に六年生は、さびしい思いがいっぱいです。ですが、合唱部全員で合唱をすることができるということに感謝して、これからも取り組んでいきたいと思います。今回は、六年生だけで歌いました。聞いて下さい。
私たち旭川東高校音楽部は、全部員1~3年生26名で演奏しました。
勢いのある盛り上がりに注目してお聴きください。
ストーリー性のある歌詩、そしてメロディーから伝わる必死さと将来への展望を感じながら今の自分たちに重ねて歌いました。
懸命に駆けて、駆けて、駆けて。先の見えない不安な時期ではありますが、これからも自分たちの成長のため、未来のため、精一杯努力しようと強く感じさせてくれる課題曲です。
3年生が引退した今、新体制となり18名で活動しています。
毎日新しい発見の中、部の在り方を模索しながら日々練習に励んでいます。
発表の機会は制限されますが、ひとつのチームでひとつの音楽を創り上げることは、私たちの絆を確実に強めています。
このような時期だからこそ、仲間とのつながりを密に感じることができる音楽を存分に楽しもうと思います。
(部長)