Special コラム  十勝晴れ

【第19回】なつよ、結婚おめでとう!

十勝からこんにちは!ライターTです。

2組のカップルが、突然のプロポーズで結婚を決めた第18週。切なくも、どこかすがすがしい神地くんの失恋ダンスが印象的でした。

なっちゃん&イッキュウさん、下山さん&茜ちゃん、結婚おめでとう!
(神地くんは、残念だったね…)

今回は、2組の結婚を祝して、北海道の「結婚式・披露宴」、そして十勝の「恋愛スポット」について、お伝えします。昨年結婚したばかり、新婚ほやほや、「なつぞら」の撮影にも協力されている帯広観光コンベンション協会の松田さんに、お話を伺いました。

披露宴は会費制!

十勝生まれ、十勝育ちの松田さん。旦那さんが千葉出身の方ということで、結婚式は東京で挙げられたそうです。北海道と東京では、結婚式・披露宴にさまざまな違いがあり、驚いたとか!結婚式とは最近ご縁がない私、道外の式にも出たことはあるはずなのですが…松田さんの話を聞いて、「えっ、これ北海道だけなの!?」と驚くことがたくさんありました!

まず、北海道の披露宴は「会費制」が主流!
これはさすがの私も、ほかとは違うと知っていました。東京をはじめ、他の地域では「ご祝儀制」が一般的ですよね。

北海道では、先に届く招待状に会費の金額が明記されていて、披露宴当日はお財布から出した現金を受付に渡すだけでOKです!事前にご祝儀袋を用意したり、どれくらい包もうか悩んだりする必要もありません。あまりにしわくちゃなお札は避けようと思いますが、ご祝儀のように新札かどうかは正直あまり気にしません。個人的には気を遣わなくていいので、合理的な北海道の「会費制」のシステムはいいなと思います。

ちなみに、受付後に渡される席次表に「領収書」が付いていることが多いです。

席次表といえば、もう1つ違いが!
東京の席次表には、名前の上に新郎新婦との関係性が書かれているんですね。「新郎同僚」「新婦先輩」といった表記…北海道では、見たことがありません!(北海道の席次表は氏名だけです)

「なんのために必要なんだろう?」と思いましたが、面識のない人が同卓にいた場合などに、会話の糸口に使うと聞いて納得しました。正直、知らない人がいたら人見知りを存分に発揮して話さない選択肢を選ぶ私としては、必要ないなと思ってしまいましたが(笑)。

そして、何よりいちばん衝撃的だったのは、東京の場合、新郎新婦の親族が「末席」になること。北海道では「上座」になるので、とても驚きました!なぜ親族が「上座」なのか、考えたこともありませんでしたが、冷静に考えれば、お客様が「上座」になるわけだから、近しい存在である親族は「末席」が普通なのかな…。

ただ、結婚式や披露宴で新郎新婦が誰よりも感謝を示したい相手というと、きっと両親ですよね。そう考えると、両親が新郎新婦の近くの席で見守っている北海道式もいいもんだなと思います。

愛の国から幸福へ!

北海道の結婚式・披露宴の話でついつい盛り上がってしまいましたが、松田さんにインタビューに行った真の目的は、十勝の「恋愛スポット」を聞くためだったのです。

ライターT:早速ですが、十勝の「恋愛スポット」を教えてください!

松田さん:まずは、“恋人の聖地”と呼ばれる「幸福駅」ですね。

ライターT:「幸福駅」って、縁起の良い名前ですよね。初めて聞いた時は「架空の駅の名前なのかな?」と思っていたぐらいです(笑)。いまさらな質問ですが、「幸福駅」が駅の機能を持っていたことはあるんですか?

松田さん:「幸福駅」は、もともと旧国鉄広尾線の実在した駅なんです。広尾線は1987年に廃線となりましたが、廃線前に「幸福駅」ブームが巻き起こり、観光地として存続することになりました。当時は、同線の「愛国駅」と合わせて“愛の国から幸福へ”というキャッチフレーズで親しまれ、全国からカップルが押し寄せたそうです。ブームのきっかけは、NHKさんの番組だったと聞いています。

ライターT:「なつぞら」をきっかけに、今度は“十勝”そのものがブームになるといいですね!その後は、どうなったんですか?

松田さん:最初のブームは沈静化しましたが、再びひそかなブームがきているところです。日本のカップルはもちろん、海外から観光で訪れる方もたくさんいます。その中には幸福駅でプロポーズを成功させるカップルの方もいらっしゃるんですよ!

ライターT:え!海外の方まで!?そういえば、松田さんご自身も「幸福駅」とご縁があると伺いましたが…?

松田さん:はい。「幸福駅」で婚約していた彼(今のご主人)がサプライズでプロポーズしてくれました。そのとき、もうすでに結婚はする予定で、指輪ももらっていたんですが、正式なプロポーズをしていなかったからと、準備していてくれたみたいです。彼が声をかけて知人友人を集めてくれて…それはもう、たくさんの方に見守られて「幸福の鐘」を鳴らしました(笑)。

ライターT:なんてすてきなサプライズ!ほかにも、こうロマンチックな場所というか、恋人や夫婦で行ってほしいところってありますか?

松田さん:さきほど少しお話ししましたが、「愛国駅」も交通記念館として現存しています。幸福駅と合わせて、ぜひ訪れてほしい場所です。駅舎前の「幸福ゆき」切符をかたどったモニュメントはSNS映えすると思うので、ぜひ写真を撮ってほしいです!

ライターT:「幸福駅」は行ったことがありますが、「愛国駅」は実は行ったことないんですよね…。

松田さん:蒸気機関車やハート形の噴水もあるので、ぜひ行ってみてください!あとは、場所ではありませんが、夏は花火大会が十勝のあちこちで開催されます。8月に帯広市内で開催される一番大きな花火大会は、道内最大級の規模を誇ります!恋人やご夫婦ですてきな夜が過ごせること、間違いなしです!


来週から十勝へ訪れる、なっちゃんとイッキュウさん。当時はまだ駅として機能していた「幸福駅」や「愛国駅」を通ったりしたのかなぁなんて、想像してしまいました。これからの二人の未来が“幸福へ”続きますように。

BACK NUMBER コラム 十勝晴れ