Special コラム  十勝晴れ

【第7回】ウィンタースポーツの思い出

十勝からこんにちは!
大型連休が明け、完全なる日常に戻りつつあるライターTです。

今年の写真ではありませんが、この時期の十勝の風景はこんな感じです。
雪はほとんど溶けて、山頂や路面に少し残るくらいです。
5月に雪が降ると さすがに“季節外れ”と感じます。
今年はあたたかいので、もうすでに路面に雪は見かけません。

しかし、5月であっても、峠道はまだまだ降雪・凍結の恐れがあります。そのため大型連休に車で遠出することを考慮して、タイヤを冬用から夏用に交換するのは「5月の大型連休が終わってから」というご家庭が多いです。北海道民は、1年の半分を雪とともに過ごしているのです。

第6週の「なつぞら」は冬真っただ中。
スキー通学や照男兄ちゃんと天陽くんのスキー対決、雪にまつわるシーンが多く見られました。

知り合いのお母様に、スキー通学をしていたという人はいましたが、さすがに現在では、スキー通学をしているという話は聞いたことがありません。遠くから通う子はバス通学です。

ということで今回は、ウィンタースポーツにまつわる思い出をご紹介します!

スキーの思い出

北海道では、ウィンタースポーツが盛んです。(何をいまさらという感じですが…)
第5回のコラムで、帯広農業高校の「アイスホッケー部」をご紹介しましたが、ほかにも「スキー部」や「スケート部」があり、ウィンタースポーツへの親しみを感じます。

地域によって盛んなスポーツは異なっていて、札幌はスキー、十勝はスケート、北見・網走はカーリングの印象があります。

体育の授業で学ぶウィンタースポーツもさまざまで、私の通っていた札幌の小・中学校ではスキーの授業がありました。

小学校低学年のうちは、スキー靴を履いて板を担ぎ、学校近くにある公園まで歩いて行ったものです。そのころの授業は、30人以上のクラスメイトと一緒に坂を上り、1人ずつ滑って列に戻るという内容でした。

就学前から習っている子や、そもそも運動が得意な子、小学1年生の時点で技量の差がありました…しかし、並ぶのは全員同じ列。ゆっくり滑るだけで精一杯だった私は、上級者がものすごいスピードで滑り降りる時に上げる“雪しぶき”を全身に浴び、何ともいえない気持ちになったことを覚えています。雪国育ちといえども、みながスキー上手なわけではないのです。切なくなってきました…菊介さんに教えてもらえば上手くなるかな…

十勝にも、いくつか大きなスキー場があります。5月の大型連休までオープンしているスキー場も多い北海道ですが、雪の少ない十勝のスキー場はもう少し早めにクローズする印象。

そういえば、ドラマのスキー大会は、山のコースを一周して順位を争うクロスカントリーの一種でしたね。現在の十勝でもクロスカントリースキーができる場所はいくつかあるようですが、あまりなじみはありません。昔はスキー通学がクロスカントリーの練習になっていたのかもしれないなと思いました。

十勝ではスケート!

と、ここまでスキーの話をしてきましたが、雪が少ない十勝では、ウィンタースポーツといえば、スケートです!

昨年のピョンチャンオリンピックでは、幕別町出身の髙木菜那選手や美帆選手をはじめとして、十勝の選手が活躍し、大いに盛り上がりました。

冬になると、小・中学校の校庭にスケートリンクが出現します。これは、ぐっと冷え込む夜、固めた雪の上に水をまいて作られます。教員や保護者による手作りのスケートリンクです!この手作りリンクでスケートの授業が行われ、冬休み前には、家に「スピードスケート教室」の案内が届きます。

私の娘が通っていた幼稚園では、年中さんからスケートの練習が始まりました。スケートがある日は、園児のスケート靴のひもを縛るために、保護者が交代で出向きます。スケートの靴ひも縛り…これが、なかなか大変なのです!縛り方が緩いと安定しないので、ギュッときつく縛る必要があります。耳が落ちるんじゃないかという寒さのなか、手袋を脱いで行うひも縛りは苦行です…

地元出身のお母さん達に助けてもらいながら、なんとか縛っていたスケート靴ですが、当番だったお母さんに「娘さんのスケート靴が凍っていたよ。干すこと知ってる?」と指摘されたこともありました。使用したスケート靴は、干さなければ刃がさびたり凍ったりするのです。ただでさえ足先が冷える屋外の練習で、“凍ったスケート靴を履かされた”娘のことを思うと…。知らなかったとはいえ、本当に…本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

寒さは厳しいけれど、人はあたたかい十勝。感謝です!


おまけ

冬は、顔が痛くなるほど寒い北海道。頭だけでなく、耳や頬までガードできる帽子がベストです。写真は30年以上前の私なのですが、札幌で私がかぶっていたこの帽子と、十勝にある娘の幼稚園で用意された帽子と、まったく同じ物でした!すごい偶然!

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