インタビュー

奥原千遥役 清原果耶さん インタビュー

現場でも広瀬さんと岡田さんとはまだ会っていないんです

キャストやスタッフの皆さんを信じて、
身を任せようと思いました。

『あさが来た』以来の連続テレビ小説ですが、ご出演の感想は?

私は女優デビューが『あさが来た』で、俳優人生を大きく動かしてくれた本当に大きな作品です。お芝居の難しさや楽しさも知りましたし、一つの作品をいろいろな人たちの協力で作り上げていくことの大変さややりがいも感じました。そんなこともあり、再び朝ドラに参加できることは純粋にうれしいです。ヒロインの妹・千遥役で出演させていただいて、物語を動かせる存在になれたらと思っているので、丁寧にお芝居をしなきゃいけないと感じています。
なつ(広瀬すず)に大きな影響を与える役だと思うので、どのように物語になじんでいけばいいのだろうと思ったこともありましたが、最終的には、キャストやスタッフの皆さんを信じて、身を任せようと思いました。

知らない方が、千遥としてピュアに演じられる。

千遥は長く行方不明だった役どころですが、その点に関する役づくりで工夫したことはありますか?

『なつぞら』のオンエアはあえて見ないようにしていました。もちろん台本は読んでいますし、千遥の幼少期のシーンは少し見ましたが、なつや咲太郎(岡田将生)が実際にどんな表情で、どのような生き方をしていたか、私自身も知らない方が、千遥としてピュアに演じられると思ってそうしたんです。さらに、スタッフの皆さんに配慮していただいて、現場でも広瀬さんと岡田さんにはまだ会っていないんです。たとえ舞台裏だとしても、会ってしまったら演技の臨場感が薄れてしまうのではないかと思ったので、会わないように調整していただきました。

-----なつと咲太郎と電話で話すシーンは?

「本番まで広瀬さんと岡田さんの声を流さないでください」とスタッフの皆さんにお願いしました。私がお芝居しやすい環境を、スタッフの皆さんが作ってくださったんです。
そのお陰で集中して演じることができ、「悲しい、会いたい」という思いを大きく感じることができました。皆さんの協力があって丁寧な徹底した役作りができ、感謝しています。

カットがかかったあともご飯を食べている。

柴田家の皆さんとのシーンはいかがでしたか?

柴田家の居間で食卓を囲むシーンがあったのですが、カットがかかったあともご飯を食べているキャストの方がいらしたり、次のシーンのスタートがかかるまで楽しく皆さんでお話しされていたりして、チームというかファミリーというか、そういう温かい雰囲気の現場だと思いました。私もその中に参加して、キャストだけではなくスタッフの皆さんも一丸となってこの作品に取り組んでいるという力強さがすごく伝わってきました。私も負けないように邪魔をしないように、千遥として存在できたらいいなと思いました。

「一緒の衣装を着てる〜!」と思いましたね(笑)

広瀬すずさんの印象や、姉妹を演じる上で思うことは?

初めて広瀬さんにお会いしたのは映画『ちはやふる -結び-(2018)』です。この映画はシリーズ3作目で、すでにキャストの間にできあがった輪があったのですが、広瀬さんやキャストの皆さんがその輪の中に引き入れてくださいました。広瀬さんは、頼りになる力強くて優しいお姉ちゃんという印象があります。相談に乗ってくれたり、私が広瀬さんと同じ雑誌の専属モデルになったときにも、「おめでとう」とメールをくれたりするんです。広瀬さんの妹を演じることに対しては、純粋に頑張らなきゃと思います。

-----なつの衣装を千遥が着るシーンもありましたね。

『なつぞら』のポスターで広瀬さんが着ている衣装だったので、「一緒の衣装を着てる〜!」と思いましたね(笑)。
監督とヘアメイクさんが、「姉妹の髪型がちょっと似ているの、いいよね」と話して、なっちゃんは後ろで三つ編み、千遥は横で三つ編みというヘアスタイルになったんです。ビジュアルを通して姉妹感が見えるシーンになりましたね。

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