インタビュー

柴田富士子役 松嶋菜々子さんインタビュー

ここまで頑張ってきて
本当によかったと思いました

何の心配もいらないくらい
安定感のあるすてきな女優さん

連続テレビ小説への出演は2度目になりますね。

“朝ドラ”の出演は、私がヒロインを務めさせていただいた『ひまわり』以来なので、23年ぶりになります。当時、スタッフの皆さんと「将来はヒロインのお母さん役で出られたらいいね」と言っていたのですが、今回本当にお話をいただけたので、願えばかなうというか、ここまで頑張ってきて本当によかったと思いました。

今回はヒロインを支える立場ですが、(広瀬)すずちゃんは、これまで多くの作品に出演されて経験豊富なので、何の心配もいらないくらい安定感のあるすてきな女優さんです。私は体調を気遣ってあげることくらいしかできないですが、共演者として一緒に良い作品を作っていきたいです。

本当の家族と同じようにいかない部分もある

育ての母・富士子を演じるうえで意識していることは?

なつの生い立ちも含め、彼女が抱えているものすべてを優しく包み込んであげられる“懐の深い母親”でありたいですね。本当の親ではないけれど、自分の子と同じように愛情を注ぎたいし、なつには私たち家族の愛を感じながら自分の人生を力強く歩んでほしいと富士子は願っているはずです。もちろん一緒に生活をしていく中では、きれいごとだけではなく本当の家族と同じようにいかない部分も出てきて、悩んだり、葛藤する場面もこれから出てきます。そういう時でも富士子は「本当の母親になりたいけれど、なれない自分」を素直に認めて、広い心でなつを受け入れているんですね。それは、なかなかできることではないので、そこは、子を持つ親としての気持ちを大事に表現していきたいと思いました。

北海道で食べた“わかさぎの天ぷら”が絶品でした

北海道での撮影はいかがでしたか?

昨年の夏と今年の冬、北海道の陸別町と新得町にロケでお邪魔しました。牛舎のシーンでは、実際に牛に触れて搾乳の練習をしたり、子牛が生まれるところも近くで見せていただきました。子牛の頭が出てきた瞬間は本当に感動して、改めて命の尊さ、大切さを感じました。さらに、撮影の合間には地元の方おすすめの“豚丼”のお店をめぐったり、北海道ならではの味覚をたくさん味わいました。お店ごとに味が違っていて、どれもおいしかったです。

冬ロケの合間には、ずっとやってみたかった“わかさぎ釣り”にも行けたんです。音尾琢真さん(菊介役)が釣り好きなので、いろいろ教えていただいて、釣りたてのわかさぎの天ぷらも絶品でした。

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