2021年4月7日(水)放送
たけのこで春のイタリアン
旬到来のたけのこをイタリアンにしたレシピを紹介する。
「たけのこと菜の花のペペロンチーノ」は春らしい彩り豊かな一品。
「たけのこのピッツァ風」も食感が楽しめる。
出演:篠田真理さん(料理研究家)


たけのこの下処理
たけのこは収穫するとアクが出続けるので、なるべく早く下処理をしましょう。
- 穂先5cm程度を斜めに切り落とし、穂先に向かって深くなるように縦に切り込みを入れます。
- 鍋に入れ、かぶる程度の水と米ぬか(ひとつかみ)、赤とうがらしを1本入れます。
米ぬかがない場合は、水を米のとぎ汁にするか、米(ひとつかみ)を洗わずに入れてゆでます。 - 強火にかけ、沸騰したら弱火にして1時間程度ゆでます。竹串がすっと通れば火を止めて、ゆで汁につけたまま一晩(8時間以上)おきます。
- 皮をむき、洗って使います。

たけのこと菜の花のペペロンチーノ

<材料(2人分)>
たけのこ(ゆでたもの)・・・120g
えび・・・6匹
菜の花・・・60g
赤とうがらし・・・1本
にんにく・・・1かけ
白ワイン・・・大さじ2
粉チーズ・・・大さじ1
スパゲッティ・・・180g
塩、こしょう、オリーブ油、エクストラバージンオリーブ油・・・各適量

- たけのこは薄切り、えびは殻と背ワタを取り除き、塩、こしょうをふります。
- にんにくは薄切り、赤とうがらしは半分に割り種を除きます。
- 菜の花はさっと塩ゆでし、茎は5mm~1cmに、葉は3cmに切ります。
- フライパンにオリーブ油、赤とうがらし、にんにくを入れてから火をつけ、弱火でじっくり加熱して香りを出します。
- たけのことえびを加え中火にして炒め、塩、こしょうをふります。
- えびに火が通ったら、白ワインを加えてアルコール分を飛ばし、菜の花を加えて火を止めます。
- 鍋に水を入れ、1%の塩を加えてスパゲッティを入れ、表示時間より1分短くゆでます。
- 6.にスパゲッティのゆで汁100mlを入れ、スパゲッティも加えてしっかりと混ぜて味を調えたら火を止めます。
- 粉チーズとエクストラバージンオリーブ油を加えてよく混ぜます。

たけのこのピッツァ風

<材料(2人分)>
たけのこ(ゆでたもの)・・・150g
ピザ用チーズ・・・30g
アンチョビ・・・2枚
ミニトマト・・・3~4コ
バジル・・・4枚
塩、こしょう、オリーブ油・・・各適量

- たけのこは5mmの薄切り、アンチョビは粗みじん切りにします。
ミニトマトは半分に切ります。 - フライパンにオリーブ油、たけのこを入れて塩、こしょうをふってしっかりと焼き、ミニトマトを加えます。
- アンチョビをたけのこにのせ、ピザ用チーズを散らしてチーズが溶けるまで焼きます。
- バジルをのせて出来上がり。

たけのこのサンドイッチ

<材料(2人分)>
たけのこ(ゆでたもの)・・・50g
えび・・・4匹
ゆで卵(固ゆで)・・・2コ
マヨネーズ・・・大さじ2
オリーブ油・・・大さじ1
食パン(10枚切り)・・・4枚
塩、こしょう・・・各適量

- たけのこは1cm角、えびは殻と背ワタを取り1cmに切ります。
- フライパンにオリーブ油を入れ、たけのこ、えびを炒めて塩、こしょうをふります。
- 2.の粗熱がとれたらボウルに入れ、粗みじん切りにしたゆで卵とマヨネーズを加えてよく混ぜます。
- 塩、こしょうで味を調え、食パンではさみ、ラップなどに包んでそのまま包丁で切り、盛りつけます。
