#乳がんダイアリー 矢方美紀

放送

第9回「乳房再建のこと その2」

新たな選択肢「装着式の人工乳房」、使用者に聞いてみた

今回は、番組あてにお便りを寄せてくれた、「装着式の人工乳房」を使用する女性を取材しました。
手術を必要としない乳房再建の新たな選択肢をご紹介するとともに、なぜ彼女はこの方法を選んだのか、当事者のリアルな声をお伝えします。

全摘後、コンプレックスで外出すらイヤ…
そんな時に出会った装着式人工乳房

今回のテーマは乳房再建の2回目。人工乳房についてお伝えします。
これまで番組に寄せられた、たくさんのメッセージの中に、こんな一文が。


26歳の時にステージ2Bの乳がんが見つかり、左胸を全摘。胸がないことがコンプレックスとなり、恋愛はおろか外出することすらイヤになっていました。そんな時に出会ったのが装着式の人工乳房です。


装着式の人工乳房とはどんなものなのか。お便りを寄せてくれた三輪さんを訪ねました。
彼女は当初、再建手術を考えていましたが、放射線治療の影響で皮膚が伸びづらくなり、断念。
そんな時に出会ったのが、装着式の人工乳房でした。
すべてオーダーメイドで作られる人工乳房。ほくろや血管など、細かいところまで見事に再現されています。


“すごく嬉しかったです。なんか恥ずかしくなりました。
胸が片方しかないのに慣れて、胸が二つあるっていうのが、恥ずかしい気持ちになりました。”


人工乳房は、まず粘土で胸の形を作り、それを元に、シリコン製の人工乳房を製作。最後に体に合わせて色づけを行います。




驚きの転身、人工乳房製作者に

驚いたことに、三輪さんはスクールに通い、自分で自分の人工乳房を作りました。
さらに、なんとプロの製作者になっちゃったんです。
プロになって3年、これまで120人以上の人工乳房製作に関わったと言います。



“私が作ってすごく嬉しかったのがきっかけなんですけど、やっぱりその感動をたくさんの方に伝えたいし、実際に人工乳房を着けていると、乳がんだということを忘れられる瞬間もあるんですよ。元の自分に戻ったっていう。その気持ちをたくさんの方に伝えたいって思って。”


【問い合わせ先】

ブレストケアマイン

京都本社:京都市西京区川島野田町14-2-204

電話:075-874-5819(月~金 午前10時~午後6時)

東京工房:東京都中央区日本橋小舟町8-14-0501

電話:03-6264-8075(月~金 午前10時~午後6時)

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