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休み方改革ってなんだ!?

2024年5月24日放送「東海ドまんなか!」より
  • 2024年05月24日

藤井彩子です❣️

「休み方改革」って聞いたことあります?
「働き方改革」がついにここまで!?って感じです。
週休3日の職場が、増えてるらしいんです。

「24時間働けますか?」が合い言葉だった私世代(54歳)からすると
ちょっとした戸惑いが・・・

しかし!
ワカモノたちは、違うようで・・・
来春新社会人になる大学生への調査結果がコチラ!

半数を超える63%が
「週休3日の職場に就職したい」って答えているんです!

ワカモノだけなのかと思ったら!

20歳~59歳の正社員への調査でも、65%の人が
「週休3日の職場に転職したい」って答えているんです!

 

そうなんだ~時代は変わった。

ということは!

週休3日もしくは、それに準ずるくらい休みが取りやすい職場でなければ
働き手は来てくれないってこと。

人手不足の深刻さが叫ばれるいま、これは深刻かつ喫緊の課題。
週休3日が急速に進んでいるのもうなずけます。

とはいえ、人手不足の中の週休3日は並大抵のことではないはず。
「東海ドまんなか!」では、週休3日を成し遂げた愛知県蒲郡市の温泉旅館を取材しました。

旅館といえば、365日24時間いつでもサービスを提供するのが当たり前とも言われる業界。
それだけに「“休む=罪”みたいな風潮があった」と語るのは
「休み方改革」を進めた、総支配人の岩下実さんです。

総支配人 岩下実さん

しかも、岩下さんが導入したのは、ただの週休3日ではありません。
なんと!旅館そのものを火・水・木曜日、完全に閉めるという、思い切ったものでした!
旅館自体がお休みならば、全員が気兼ねなく3日間休めるだろうと考えたのです。

 

ポイントは、給料も利益も下げないこと!
徹底した効率化とランニングコストの削減、宿泊料の値上げなどで、
給料も利益も下げずに、週休3日を実現しました。

すると!

若い人から求人応募が殺到。平均年齢30代前半の若い旅館に生まれ変わったんです。

 

岩下さんによると、週休3日導入前は、新卒で入った新入社員が1年以内に全員辞めてしまう、なんてことも多々あったらしいんですが、
去年(2023年)の新人は、7人のうち6人が、楽しく元気に働いているそう。

ワカモノのセンスも活きています

ふむふむ。
すごいなぁ。

でも、そのくらい本気の改革しないと、週休3日は成し遂げられないってことでもありますね。
事実、週休2日制より休日が多い勤務形態を導入している企業は、
厚生労働省 令和5年就労条件総合調査によると、わずか7.5%。
取り組んでいるのも大手IT企業や大手家電メーカーなど大企業がほとんどなんです。

しかも、働く側にも、意識面でこんなハードルが!

日本の有給休暇の取得率は60%と、世界ワースト2位。

それなのに!

日本人の半数以上は休み不足を感じていないと 答えています。
これも世界で2番目の割合です。

 

ううう。日本人の、休むことに対する根深い背徳感・・・。
これを変えるのは、ほんとに大変そうだ・・・。

しかし!

特に休みづらいといわれている“ものづくり愛知”を支える製造業で、
有給休暇取得率9割に迫る“働きやすさ”を実現した愛知県安城市の会社があるんです!

自動車の窓枠などに使われるプラスチック部品を作っています。

この会社では、休めない理由を“仕事を代わってくれる人がいないこと”だと分析。
自分の持ち場以外にもさまざまな業務のスキルを持つ“多能工”を育成。
代わりに仕事に入ってくれる人が大勢いる環境を作ることで、休みやすさを実現しました。

 

あと。
「明日休ませてください!」って、前日に上司に言うの、結構勇気が要りますよね・・・
(休むことに罪悪感や背徳感を感じがちな日本。共感してくれる方は多いハズ!)

それ、この会社では必要ないんです!

 

見てこれ!

休みたい日と休暇の種類を記入して、専用のポストに入れるだけ!
休む後ろめたさが和らぐ!
小さなことだけど、ちょっとした気遣いと工夫がありがたいですよね~。

 

入社4年目の河村莉菜子さんは“多能工”として働くうちに必要性に目覚め
入社してからすでに8つもの資格を取ったんですって!すごい!!

そのひとつが、フォークリフトの運転資格。

”多能工” 河村莉菜子さん

「出荷作業は男の人が一人でずっとやってたんですけど、代わりがいなかった。私たちがリフトの資格取ったことで、休めるじゃないですか。」

今年さらにもうひとつ、危険物の乙四、という資格を取ろうと考えているんだとか・・・!

休みでリフレッシュしたり、自分の仕事を見つめ直したり。
そして、“多能工”としてたくさんの部署の担当者とコミュニケーションしたり。
そうしたことが、河村さんの広い視野や仕事のやりがい・モチベーションにつながっているのかな、と感じました。

 

働き方について企業のコンサルタントなどもお務めの野田稔さんによると
「休みというのは、次のクリエイティビティを生むための充電時間。休んだ方がいい仕事ができると言うことを認識してほしい。」

とのこと。

 

「24時間働けますか?」世代で、仕事も大好き。どうしても休みは後回しになっていた私ですが
「もっといい番組をお届けするために」積極的に休みを取ろう!と誓った
今回の「東海ドまんなか!」でした♪

休みはだいじ❣️

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