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関口アナが食べ比べ!今が旬です!【中津川の栗きんとん】

  • 2023年10月13日

中山道宿場町の風情を残す岐阜県中津川市。歴史的な街並みが魅力!ということで、思わず旅姿に扮してしまいました。中津川といえば、秋は昔から『栗きんとん』。市内の菓子店を訪れると、地元の皆さんはもちろん、全国からやってきた大勢の人でにぎわっています。(アナウンサー:関口泰雅)

 

旅姿で「いざ!栗きんとん三昧」

『栗きんとんめぐりが人気』
9月。中津川市は、栗きんとんのシーズンに入ります。市内にあるおよそ20の菓子店が栗きんとんを製造・販売。何といっても人気は、各店をまわって食べ比べする“栗きんとんめぐり”。「どこも同じ栗きんとんでしょ」と思ってるそこのア・ナ・タ。いやいやいやいや。お店によって、味わいや食感が違い、実にバラエティ豊かな「栗きんとん」が楽しめるんです。私が訪ねた4店舗でも…
 

それぞれの個性が味わえます!

「しっとり滑らか系」「甘さ控えめ上品系」「粒々感しっかり系」「口溶けサラサラ系」
実にバラエティ豊かでした。

『中津川でなぜ栗きんとん』
中津川駅前には、“栗きんとん発祥の地”と刻まれた碑があります!

駅前に、“栗きんとん発祥の地”の碑が

そこには「お茶受け自慢も重なって重宝がられた」と記されているではありませんか。

中山道の宿場町だった中津川宿。江戸時代には、街道沿いに商家が建ち並び、物流の拠点として、多くの人が行き交う場所でした。茶会や句会、旅人をもてなす一服など、お茶に親しむ機会が多く、そのお茶受けとして、山栗を使った菓子作りが発展したと言われています。
そうなりますと…

今度は栗きんとんに合う飲み物が欲しい…

極上のお茶が欲しくなりますな~。

 

『栗きんとんを美味しく 専用茶を開発』
「栗きんとんにぴったりのお茶」を開発した方がいらっしゃいました!

中津川市で生まれ育った市川尚樹さん。茶業を営んでいますが、実は地歌舞伎役者でもいらっしゃいます。毎年、各店舗の栗きんとんを食べ比べるというほど栗きんとん通の市川さん。その市川さんが開発したお茶。

また栗きんとんが欲しくなる味わい!

「はじめまろやかさがくるんですけど、その後、ちょっと渋みもあって、
口の中がすっきりして、また甘いものが欲しくなります。」
 

中津川の茎茶と西尾の抹茶がコラボ

この専用茶は、愛知県西尾産の抹茶と、中津川産の茎茶をブレンドしたもの。
「最初感じたのが抹茶のまろやかな味と香りだと思います。その後に茎茶のしっかりした渋みを感じていただけたんじゃないかと思いますね。」

市川さんは、このお茶にたどり着くまで、色々なお茶を試したそうで。
「ほうじ茶、玄米茶、玉露、色々なものを試した中で、これが一番合うと思いました。もともと和菓子と相性の良い抹茶に、茎茶の渋みが後味に加わると、より一層、美味しく食べられるというところにたどり着いたんです。栗きんとんをもう1個食べたくなるっておっしゃる方が多いんです。狙った通りです」

栗きんとんを知り尽くす市川さんは、栗きんとんの魅力についてこう話してくれました。
「同じように見えて、実は色々な味わいや食感がある。それが、お店ごとだけでなく、同じお店でもシーズンの始めと終わりで、栗のコクや旨味の出方が変わってくるんです。だから、1シーズンに何度か来ていただいて、その時々の美味しい栗きんとんを食べていただきたいですね」
栗きんとんを多くの人に食べてもらいたいという市川さんの熱い思いもヒシヒシと感じました。

『食べるだけじゃない!体験で魅力を伝えるスポットも』

栗きんとんづくりが体験できます!

中津川IC近くにある商業施設。ここでは、栗きんとん絞りが体験でき、人気コーナーになっています。私が訪ねた時も、親子連れが楽しんでいました。

子どもも夢中になる楽しさ!

教えているのは地元のみなさん。中津川では昔から家庭で栗きんとんを作るのが日常の光景だったそうです。

優しく教えてくれる鈴木さん

中津川で生まれ育った鈴木律子さん。
「うちはね、結婚した先の義理のお母さんが栗きんとん名人だったので、秋になると出張で作りに来てくださいって頼まれていたの。だから、私も見よう見まねで覚えて作るようになったんだけどね。中津川の人たちは、本当に栗を楽しむのが好きで」
私も栗きんとん絞りに初めて挑戦。最初にコロコロと丸め、その後、少しづつ楕円形に。
しっとりとした触感が手に伝わってきます。楕円形ができたら茶巾につつんで、絞ります。
最後に指の跡がつくくらいに押す。茶巾から広げてみると…

恵那山の稜線を思わせる仕上がり!

恵那山を思わせるキレイな形。とても手軽な作業です。10分もあれば6個できちゃいます。包んで、お土産として持ち帰ることができます。

1つ1つに、中津川の思いがギッシリ!

「栗」を楽しむ文化が、どれだけ親しまれ、大事にされてきたか。長年愛される栗きんとんには、中津川の魅力がギュッと詰まっていました。

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