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東海地方発!ここがスゴイ 進化するショッピングカート

  • 2023年10月05日

「東海すごいぜ!」、今回は私たちが買い物の際に使う「ショッピングカート」について紹介します。
子育て世代にうれしい「6歳までの子どもが立ったまま乗れるカート」や、店の中に自分専用のカートを持ち込んで買い物をする「マイショッピングカート」など、東海地方の企業が作ったアイデアカートを取材しました。
(NHK名古屋 リポーター 浦野莉恵)

年齢制限は6歳まで!立ったまま乗れるカート

名古屋市中川区のスーパーです。
買い物中の親子が使っていたのは、「子どもが立ったまま乗れるショッピングカート」です!

食品スーパー 横関保昭店長
昨年の10月から、このカートを店舗に導入しています。大人気で週末だとすぐになくなってしまって、20台が順番待ちの状態、それぐらい人気です。

人気の理由は、子育て世代の買い物に関するこんな“あるある”。

買い物中の母親

買い物中に、気づいたら子どもがいなかったりする。

買い物中の母親

結構一人でちょこちょこって行っちゃう。このカートだと自分から乗ってくれるから楽しく、子どもと一緒に歩いている感があっていい。

“お客さんの目線”を大切にしたカート開発

このすごい!カート作ったのは、岐阜県岐南町にあるメーカーです。
年間およそ15万台のカートを製造しています。

立ったまま乗れるカートの開発で一番こだわったのは、安全面です。
カートの前方には、UFO型の重りがついていました。

スーパーメイト 武藤叶也さん
こちらは重りになっていまして、お子さまが後ろに体重をかけても簡単に倒れない作りになっています。利用する子どもの体重を想定して、何度も試験を繰り返しました。

これまでのショッピングカートは、子どもが座って乗るものがほとんどで、年齢制限は3歳まででした。
立ったまま乗れるカートは形や強度、素材などの安全基準を満たすことで、6歳までの子どもが利用できます。

さらにすごいのが、徹底した“お客さんの目線”です。
その秘密が、持ち手の間の隙間。
お客さんが買い物かごを持ち上げる際に腕が引っかからないように、スムーズにカゴを持ち上げられるように工夫し、隙間があいています。

ほかにも、まとめ買いしたい人向けの「買い物かごが3つのせられるカート」や、ホームセンターなどでペットを乗せて買い物ができる「ペットカート」など、ニーズに合わせたおよそ50種類のアイデアカートを開発してきました。

スーパーメイト 武藤叶也さん
ささいな点もお客さんの声を反映してカート作りに励んでいます。ショッピングカートを通じて、買い物を楽しんでいただけたらと思っています。

注文が殺到した“マイショッピングカート”

ショッピングカートの概念を変える!?
つづいてクラウドファンディングで目標金額の60倍以上を達成した、すごい!カートを見つけました。

それが名古屋市の会社が手がけた、マイバッグならぬ“マイショッピングカート”です!

自分専用のカートを店の中まで持ち込み、買い物後はそのまま自宅まで荷物を乗せて運べます。

面倒な袋詰めや、重い荷物の持ち運び、使ったカートをカート置き場まで戻すなどの負担が減らせると好評です。

さらに、このショッピングカートは折りたたみ式で、ワンタッチで開閉できます。
小さく折りたたむことで、車に積むことも可能です。

これひとつで家まで荷物を楽に運ぶことができる、新しい買い物のスタイルです。

アイケイ 川瀬麻希さん
“こんな商品が欲しかった”、“お買い物が楽しくなった”という声をたくさんいただいています。このカートを持って外に行きたくなる方がもっと増えてきたらいいなと思っています。

取材を終えて

取材したどちらのショッピングカートも、お客さんの買い物中の悩みや小さなストレスを解消してくれるアイデアが取り入れられていて、利用者に寄り添った商品作りだと感じました。
私たちの生活の一部にもなっている買い物が、こうした作り手の工夫でどんどん便利に、進化しているのだと知ることができました。

  • 浦野莉恵

    NHK名古屋放送局 リポーター

    浦野莉恵

    愛知県豊橋市出身
    昨年度から「東海すごいぜ!」を担当し、東海地方の伝統産業や全国から注目を集める、すごい!技術や取り組みを取材しています。

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