まるっと！で毎週水曜に放送する、多文化共生キャンペーン「ハロー！ネイバーズ」。
リポーターは、ヴィトルさん。
モデルや映画ナビゲーターなど、多彩な活動をしています。特技はダジャレ！？
「チャンスがあればどんなことにも挑戦する」というヴィトルさんを深掘り！
ブラジル・サンパウロ生まれの32歳。ブラジル人の父、日系二世の母、姉、兄の5人家族で育ちました。
７歳から２０代半ばまで、ブラジル人が多く暮らす愛知県豊田市の保見団地で過ごしました。小学２年生の時に両親が離婚し父はブラジルに帰国。母は仕事を掛け持ちしながらヴィトルさんたちを育ててくれました。
最初は日本語が分からず、なかなかなじめなかったというヴィトルさん。
つらい状況だったはずですが、ヴィトルさんはあまり深く思い悩まなかったといいます。その背景にあったのは、いつも母が言っていた言葉でした。
「人生で嫌なことは覚えていてもしようがない。楽しいことだけを覚えていればいい」
日本の言葉や生活に慣れるとともに、友人も自然に増えていきました。
モデルの仕事をはじめたのは高校生のとき。イベント設営のアルバイト中に声をかけられたのがきっかけでした。それからは、チャンスがあればまずは挑戦する！を続けてきたヴィトルさん。放送の仕事にも携わるようになりました。
趣味はスノーボード・サーフィン・フットサル・ツーリング。
好きなブラジルの家庭料理は、フェジョン。スープカレーに近い豆料理で、ベーコンなども入っています。子どものころ、家の換気扇から匂いが漂ってくると、「今日はフェジョンだ！」とうれしくなったそうで、今でも大好きだとか。
ハロー！ネイバーズのリポーターとして、外国ルーツの人たちと日本をつなぐ役割を果たしたいというヴィトルさん。ご期待ください！
ヴィトルさんコメント【日本語】
ヴィトルさんコメント【ポルトガル語】
「教室でランドセルを隠されるのは毎日。夏には靴を水でぬらされたことも。でも、いじめられているという感覚はなくて、注目されてるんだ！と思っていました。ものを隠されたら宝探しかと思ったし、水にぬれた靴も暑いからラッキー、と。同窓会の時に『あのころいじめられてたよね』と言われて、そうだったのかと気づきました」