被爆から72年。長崎原爆に関するさまざまな知識・情報を夕方のニュース「イブニング長崎」で毎日、お伝えします。

長崎原爆ノート8「原爆の放射線被害」原子爆弾では、通常の爆弾が爆発したときに出る爆風と熱線に加え、放射線も放出され、放射線のエネルギーの量は全体の15%程度を占めたとされています。爆発の際に出された放射線のうち、地上に達した主なものはガンマ線と中性子線で、体の細胞を傷つけ、とくに細胞分裂が盛んに行われている、▼血液を作る骨髄やリンパ節、▼髪の毛を作る細胞などに与える影響が大きかったとされています。そして、一定量を超える放射線を浴びた人たちが死に至ったり、がんなどの病気になり、爆心地から1キロ以内では、遮るものがない屋外などで被爆した人を中心に、出血や高熱、それにおう吐などで全身が衰弱して死に至ったほか、2キロ以内で被爆し、外傷がないと思われた人が死に至ったケースも報告されています。また、数か月から数年以上たってから、白血病やさまざまな臓器のがんなどを発症する被爆者もいて、放射線はいまも被爆者を苦しめ続けています。
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