被爆から72年。長崎原爆に関するさまざまな知識・情報を夕方のニュース「イブニング長崎」で毎日、お伝えします。

長崎原爆ノート6「原爆の爆風被害」原子爆弾の爆発で発生したエネルギーは、爆風と熱線、それに放射線として放出され、このうち爆風が最も大きく、エネルギーのおよそ50%を占めたとされています。爆発によってまわりの空気は大きく膨張し、極めて高い圧力の爆風として瞬時に広がっていき、人や建物を次々と襲いました。爆心から広がった爆風は、地面にぶつかって反射した爆風と重なり合って水平方向への圧力が2倍以上に増す衝撃波、「マッハステム」も生じさせ、広範囲の建物を倒壊させました。長崎の爆心地から半径600メートル以内では、鉄筋コンクリートの頑丈な建造物も破壊され、半径2.5キロ付近までは木造の建物が修理不能な損傷を受けました。昭和20年だけで原爆で7万人以上が亡くなりましたが、死因のおよそ半数は爆風によるものとみられています。
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