被爆から72年。長崎原爆に関するさまざまな知識・情報を夕方のニュース「イブニング長崎」で毎日、お伝えします。

長崎原爆ノート20「長崎原爆の物的被害」長崎に投下された原子爆弾から放出された極めて高い圧力の爆風や、3000度から4000度に達した熱線で、長崎の街は壊滅状態になりました。長崎市では、▼全壊した建物が1326戸▼半壊以上が5509戸▼全焼した建物が1万1574戸 とされています。長崎市には当時、およそ4万5000戸から4万9000戸の建物があったと推定されていて、原爆によって、市内にあったおよそ4割の建物が全半壊か全焼したと考えられています。アメリカ軍の調査団の報告では、爆風によって、爆心地から600メートルでも、鉄骨や鉄筋コンクリートの頑丈な建物が構造的な損傷を受け、軽量の鉄骨の建物は1620メートル、木造の住宅は2460メートルでも構造が壊れるなど、原爆は、長崎市の広い範囲に建物の被害を及ぼしました。また、熱線や熱風による火災で跡形なく焼けた範囲は長崎駅付近にまで及び、火災の範囲は、爆心地から3キロ以上離れた長崎市役所付近にも及びました。
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