被爆から72年。長崎原爆に関するさまざまな知識・情報を夕方のニュース「イブニング長崎」で毎日、お伝えします。

長崎原爆ノート19「長崎原爆の人的被害」昭和20年8月9日に長崎に投下された原子爆弾は、爆風と熱線、放射線を放出し、長崎の街に壊滅的な被害をもたらしました。昭和20年だけで7万人以上が亡くなり、およそ半数の人は、爆風で建物が倒壊したことや、吹き飛ばされて地面や建物にたたきつけられたりしたことで亡くなったとみられています。また、熱線によって、爆心地から1.2キロの範囲で屋外にいた人などがやけどを負って死亡したほか、火災でも多くの人が死亡し、亡くなった人は全体の20%から30%にのぼると推定されています。さらに、放射線による被害も大きく、爆心地から1キロ以内では、屋外で被爆した人を中心に、出血や高熱、それにおう吐などで全身が衰弱して死に至ったほか、2キロ以内で被爆し、目立った外傷がなかった人が死に至ったケースもありました。数か月から数年以上たってから、白血病やさまざまな臓器のがんなどを発症する被爆者もいて、いまも被爆者を苦しめ続けています。長崎市が昭和43年から作成している原爆死没者名簿によりますと、原爆によって亡くなった人は、去年8月の時点で、16万5409人に上っています。
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