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長崎・五島列島夕やけマラソン2023 4年ぶりに開催!

  • 2023年08月28日

長崎県五島市の福江島を舞台に「第37回五島列島夕やけマラソン」が開催されました。コロナ禍で中止が続き、4年ぶりの開催です。長崎に赴任して以来、念願だった大会についに出場しました。絶景のコースをリポートします。

NHK長崎放送局アナウンサー 池田耕一郎

長崎港からフェリーで五島へ

長崎港から福江港まではフェリーで移動しました。片道4時間、ゆっくりと揺られる船の旅が大好きです。船内には自分と同じようにこの日を心待ちにしていたランナーたちが大勢いました。

午後4時過ぎに五島に到着。フェリーターミナルで受付を済ませ、ホテルに荷物を預け、着替えてスタート地点に向かいます。ターミナルでは貴重品(スマホなど)を100円で預かってくれるサービスがあって便利です。

ここで私のランニング歴を簡単に紹介。走り始めて22年になります。社会人になってすぐNHKの初任地・静岡でマラソンに巡り合いました。その後、転勤するたびにその土地を知ろうと各地の大会に参加。沖縄から北海道まで100回以上のレース(フルは70回くらい完走)に出場しています。

ちなみにNHKアナウンサーで最も速いフルマラソンの記録、2時間43分42秒(別府大分毎日マラソン2019)の自己ベストタイムを持っていることが、ちょっとした自慢です。

 

ハーフマラソンに挑戦!

スタートは福江港そばの国道384号線の近く。潮風を感じられる場所です。4年ぶりの大会で参加者のドキドキやワクワクが伝わってきます。ハーフマラソンと5kmの部があり、あわせて2000人ほどが参加しました。私はハーフにエントリーしました。夕方にスタートするレースは全国的に珍しく、沖縄の伊平屋ムーンライトマラソン以来です。

午後5時半、ハーフマラソンがスタート!ただ、日本の西端にある五島はまだまだ明るいです。

左から2番目 ピンクのウエアが池田です

ハーフマラソンのコースは福江島のシンボル、鬼岳をぐるっと反時計回りに一周します。NHKの連続テレビ小説「舞いあがれ!」で有名になった、ばらもん凧を揚げる大会が行われる場所です。

スタート時の気温は30度を超えていましたが、意外と日陰の場所が多い印象で走りやすい環境です。前半戦は、西日を背に受けて走ります。

左から2番目が池田です

ハーフマラソンのコース沿いは海と山と畑が広がります。左手には牧草ロール。視線の先に広がるのは鐙瀬(あぶんぜ)の海岸です。

前半戦から中盤戦は5人の集団で走らせてもらいました。アスリートビブス、2112番が池田です。

息の合った集団の中で、とても気持ちの良いリズムで走れました。全国各地から集まり、たまたま同じペースで巡り会ったランナーたちが共走します。この一期一会がマラソンの魅力です!

だんだんと陽が落ちて、影がどんどん長くなってきました。暑さもだんだんと和らいでいきます。

西の空はじょじょにグラデーションを帯びてきました。ユニフォームはすでにビチョビチョ。夏のマラソンはそれなりの汗をかきますが、1km~2kmおきにエイドステーションがあり、給水できるので安心です。地元のボランティアの皆さんがあたたかくサポートしてくれます。スイカもありましたよ。

アップダウンは結構あります。これも島の大会ならはですね。一般車両が通りますので、ランナーは迷惑にならないようキープレフトで走ります。

空は茜色に染まってきました。この後、14km地点から北上すると西の空を眺めることができます。残念ながら写真はないのですが、五島の空に沈む夕焼けは圧倒される美しさで走りながら感動しました。

鬼岳を一周して福江港に戻ってフィニッシュ。記録は1時間27分20秒。全体で34位、男子40歳台で8位でした。

優勝は五島の川原琉人選手

ハーフマラソンで優勝したのは地元、五島市の川原琉人選手です(三井楽中→五島南高校3年)。

川原琉人 選手

タイムは1時間9分11秒!ことしのインターハイ男子5000mで果敢な走りを見せた川原選手ですが、ハーフの距離でも力を発揮しました。将来がとても楽しみな選手です。

さて、ハーフマラソンの制限時間は午後8時半までの3時間。日が暮れて、空は茜色から夜になり、選手たちが続々と帰ってきます。

フィニッシュラインまでは50mほど赤いカーペットが敷かれています。このビクトリーロードを走るとき、すべてのランナーが勝者です。力いっぱい手を広げる人、思わず倒れこむ人、家族と一緒に歩む人、その姿を見ていると心が動かされます。

 

五島牛と五島豚を味わうパーティ

さて、走り終えた選手たちにはご褒美があります。バーベキュー会場が用意されていて、五島牛と五島豚を味わうことができるんです。

会場ではスタッフの人たちが肉を焼いてくれますので、選手の皆さんは食べることに専念できます!ということで、来年も出場したくなる素敵な大会でした。五島のみなさん、ありがとうございました。

※川原選手の結果を追記しました(8月28日23時)。

  • 池田耕一郎

    NHK長崎放送局アナウンサー

    池田耕一郎

    2000年入局
    フルマラソンのベストは2時間43分42秒。
    休日は長崎あちこちの坂を巡っています。

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