桜の開花 斎藤 綾乃
2021年3月19日
みなさん、こんにちは。気象予報士の斎藤綾乃です。
季節は春に移り変わりましたね。
3月14日には、長崎地方気象台から桜の開花の発表がありました。平年より10日も早く、
1953年に統計を取り始めてからもっとも早い開花です。写真は、3月14日に撮影したものです。
気象台の門を入って右側に立っている木がソメイヨシノの標本木です。
ことしは、樹齢74年の木から、植樹から20年の若い木に標本木が変わりました。
2枚目の写真の左側の大きな木が旧標本木。
すぐ右隣が新しい標本木です。3月14日午後、新標本木に3輪まとまって咲いているものと、
1輪、2輪と咲いている枝があり、5輪以上の開花が確認できました。
桜の開花は、5、6輪咲くと発表となります。今年は、1月に雪が降るなど寒気の影響を受けて、
しっかりと寒さを蓄積し、2月は記録的な暖かさとなったため、開花が早まったと考えられます。
コロナの影響でお花見は難しいですが、桜の便りがこんなに早く届くなんてうれしい気分になりますね。
奇しくもホワイトデーの3月14日、桜からのすてきな贈り物となりました。
投稿者名:斎藤 綾乃投稿時間:10:00