NHK長崎放送局 アナウンサー・キャスター リレー日記

桃の節句「しまばら浪漫ひなめぐりん」  福光 瞳

こんにちは♪
少しずつ寒さが和らいで、春が近づいてきましたね。
3月3日は「桃の節句」でしたが、皆さんはどう過ごしましたか?

私は「イブニング長崎」で島原城を訪ねました。
庭園にはこの時期ならではの梅がちょうど見ごろを迎えていました!(3月2日時点)
島原城と梅と青空、絵になりますよね。

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そしてこの時期は敷地内にある観光復興記念館にたくさんのひな人形が展示されています。

中に入ってみると・・・中央にはピラミッド型に四方に並んだひな人形。豪華で見ごたえがあります!

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一見同じように見えますが、写真の左側の面が「関東びな」、右側の面が「京びな」と言って違いがあるんです。

1つは、おびなと、めびなの座る位置です。

かつて日本では、向かって右側が上位とされていたため、「京びな」ではおびなが向かって右に座っています。明治時代以降に入ってきた西洋の文化では、向かって左側が上位とされたため、「関東びな」ではおびなが向かって左に座っています。

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もう1つの違いは、顔つきです。
「関東びな」のひな人形は、大きな瞳。
一方の「京びな」のひな人形は、切れ長の瞳をしています。
 
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同じひな人形でも、よく見ると違いがあるんです。
自宅にひな人形がある方は、どちらのひな人形か、ぜひ確かめてみてください♪

さらに、珍しいひな人形もありました。
「しまばら押し絵びな」という、平らで薄いひな人形です。

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この押し絵びなを受け継ごうと活動している北田貴子さんにお話を伺いました。
 
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昔の島原では、押し絵びなが呉服店や履き物店で手作りされ、子どもが生まれたときなどにお祝いで贈り合う習慣があったそうです。

貴重な当時の下絵も見せて頂きました。
パーツごとに布を切って、厚紙と布の間に綿を詰め、そのパーツを組み合わせて作られるそうです。裏には竹ひごを付け、新聞紙で覆って完成です。
 
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北田さんの保存会では、押し絵びなを修復したり、新たに製作したりして、押し絵びなの伝統を受け継ごうと活動しています。北田さんは「押し絵びなは手軽に飾れるので、島原の伝統を今の子どもたちに受け継いでほしい」と話してくれました。


さて、今回は島原城のひな人形をたっぷりお伝えしましたが、実は「しまばら浪漫ひなめぐりん」というイベントの一環で、島原の街のいたるところにひな人形が飾られているんです!
 
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商店街では、飲食店やお菓子屋さんの店頭に。桃カステラも飾ってありました♪
  
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そしてなんと、ひな人形ならぬ、「人間びな」になれるところも!
着付け体験をしてもらい、「福光びな」になってきました!

私はちょっぴり恥ずかしかったですが、子どもたちから大好評だということです。
 
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この「しまばら浪漫ひなめぐりん」は、3月14日(月)まで行われています。
まだまだ間に合いますよ~!皆さん、足を運んで春を感じてみてはいかですか?

投稿者名:福光 瞳投稿時間:08:00

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