「恐竜博物館」 福光 瞳
2020年11月24日
こんにちは♪
突然ですが、この写真何だか分かりますか?
正解は、ティラノサウルス科の恐竜の歯の化石。実は、“長崎で”発掘されたものなんです。
来年、2021年10月には、長崎市野母崎地区に「恐竜博物館」がオープンします。
オープンまで約1年。恐竜博物館の準備の様子を取材しました。
お話を伺ったのは、学芸員の中谷大輔さんです。
中谷さんは、幼少期から恐竜図鑑を持ち歩くほどの恐竜好き。
恐竜が好きすぎるあまり、時計や部屋の壁紙も恐竜にしていたそうです。
さて、野母崎に恐竜博物館ができると聞いて、
「なぜ野母崎なんだろう?」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
初めに長崎で発掘された化石の写真をお見せしましたが、
野母崎地区をはじめとする長崎半島には、「三ツ瀬層」と名付けられた恐竜時代の地層が広がっています。
この三ツ瀬層から、多種多様な恐竜や翼竜の化石が発掘されているんです。
発掘現場に近い場所ということで、野母崎に建設されることになったそうです。
こちらが完成予想図です♪これを見るだけでもわくわくしますね(*^^*)
子どもや地域の人が集まれる広場を作るなど、周辺一帯を恐竜パークとして整備予定です。
順調に建設が進む中、現在中谷さんたちがどんな準備を行っているかというと・・・♪
●発掘調査●
まずは、発掘調査。中谷さん自ら、発掘しています。
発掘した化石は、福井県立恐竜博物館に送られ、岩石から化石を削り出す作業を行っています。
いずれは、その作業も博物館内でできるようになるそうです。
●恐竜講座●
次に、子どもや地域の人を対象にした恐竜講座。
先日お邪魔した野母崎小中一貫青潮学園の授業では、
「恐竜博物館ができることで、地域がどう活性化するか」、みんなで真剣に考えていました。
●恐竜展●
そして、恐竜展の開催です。10月にJR長崎駅前のかもめ広場で行われました。
野母崎に恐竜博物館がオープンすることを広く知ってもらうためです。
恐竜好きの子どもたちでにぎわっていました♪
中谷さんは、
「長崎を楽しむ新たな観光資源になってほしい」
「恐竜をきっかけに身の回りの生き物・植物・環境問題について考えてほしい」と話してくれました。
大勢の人の思いが詰まった恐竜博物館のオープンが待ち遠しいですよね。
今後も継続して取材したいと思います(^^)
朝晩が冷え込んできましたが、みなさん体調など崩さないようお気を付けください。
私は、湯たんぽと腹巻きを準備し、冬に備えています・・・♪
投稿者名:福光 瞳投稿時間:10:00