NHK長崎放送局 アナウンサー・キャスター リレー日記

食欲の秋 ~長崎自慢の秋魚~  関根 太朗

こんにちは。関根太朗です。食欲の秋です。ごらんください。おいしそうな魚の数々!サバにレンコダイ、エボダイ、それからカマス。長崎近海でとれた秋に旬を迎える魚です。

sekine_211011_01.jpg

9月28日放送の「イブニング長崎」の中で、長崎市茂木町の水産加工場から、秋魚の一夜干し作りについてお伝えしました。

sekine_211011_02.jpg

この水産加工場は30年以上の伝統があり、20種類ほどの魚を一夜干しにしています。作業は朝8時から始まります。

sekine_211011_03.jpg

大きな機械は使っておらず、すべて手作業で丁寧に一夜干しを作っています。サバの場合は、頭を落とし、三枚におろした上で、内臓の一部である腹膜をきれいに落としていきます。
sekine_211011_04.jpg

レンコダイの場合は、身についた内臓や血液を落とすために、山切りカットの歯ブラシを使っています。隅々まできれいにするのに有効なんだそうです。下処理が終わったら、殺菌をした上で臭みをとり、味付けをします。その後、乾燥させて冷凍庫で半日寝かせます。
ここまで進むとほぼ完成なんですが、真空パックに入れる前に、もうひとつ作業があります。
sekine_211011_05.jpg

魚の身から飛び出した骨があります。こうした骨やヒレがあると、真空パックの袋を破ってしまうこともあります。最後の仕上げとして、こうした骨などをハサミで切り落としていきます。

sekine_211011_06.jpg

こうしてできあがった長崎自慢の一夜干しは、北は北海道、南は沖縄まで、全国各地に発送されていきます。また、この水産加工場では、一夜干しのほかにも、さまざまな加工品を販売しています。特に主力のサバ。去年、ことしと、続々と新たなアイデア料理が誕生しています。
sekine_211011_07.jpg

まずは、タレにきんぴらごぼうを使った「きんぴらサバ」。これまで販売してきた「塩サバ」「みりんサバ」に加えて、第3のサバを作ろうと、去年、開発されました。ピリ辛の風味と脂の乗ったサバの相性が良く、いま、人気が出てきているそうです。

sekine_211011_08.jpg

続いて、「焼きサバずし」です。しめサバのおすしは一般的ですが、こちらは、サバの表も裏も焼いています。焼き魚と酢飯の組み合わせが食欲をかきたてます。サバの新たな可能性を模索したいというスタッフのアイデアを、ことし、カタチにしたものです。
sekine_211011_09.jpg

最後は、ボリューム満点の「サバの一夜干しサンド」。この秋、開発中のアイデア料理です。自慢のサバのフライに、自家製のタルタルソース、フライドオニオンなども入っています。ほおばると、とってもジューシーでサバのうまみが口の中いっぱいに広がります。また、骨も一本一本丁寧に取っているため安心して食べられます。

sekine_211011_10.jpg

この水産加工場の代表、松﨑武久さんは、「一夜干しを通して、魚嫌い、魚離れをなくしたい。食欲の秋。ぜひ、長崎のおいしい魚を食べてほしい」と話していました。漁業県・長崎の魚の魅力に触れた取材でした。

投稿者名:関根 太朗投稿時間:13:00

番組

ブログ内検索

カレンダー

前の月へ  2021年12月 
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最新記事