2021/08/06(Fri) 15:30新たなステージへ 長野パルセイロレディース②
新たなステージ「WE(ウィー)リーグ」!
前回は、日本初の女子サッカーのプロリーグ「WEリーグ」に挑む長野パルセイロレディースの「選手」についてお伝えしました。
今回は「運営」として選手を支えるこちらの女性。
取締役 レディース本部長の加藤久美子(かとう・くみこ)さんです。
長野市出身の加藤さん。
有名女優のマネージャーを10年以上つとめた経験を買われ、去年から運営に携わっています。
取材に伺った日は、WEリーグの各チームが集まるリモート会議に参加していました。
WEリーグ開幕に向けて、いかに観客を集められるか話し合った加藤さん。
というのも、WEリーグでは1試合の観客数5,000人以上が目標です。
パルセイロレディースの昨シーズンの観客数は、多い試合でおよそ1,600人。
将来的には、今の倍以上まで増やさなければなりません。
加藤さんは「ファンを増やすこと」をテーマに、まずは選手を知ってもらうため、様々なSNSでの情報発信をクラブに提案しました。
選手たちについて
「本当にみんなかわいくて、身近な人しか知らないのはもったいない」
と話す加藤さん。
試合の様子だけではなく、素の表情をたくさん載せることで、選手を好きになってもらうことを目指しています。
さらに選手たちの心のケアも怠りません。
取材に伺った当時、仕事をしていた選手へ会いに行きました。
(→加藤さんが来ると笑顔を見せて、話に花を咲かせていました。)
練習場では周りを気にして話せない悩みや相談を気軽にしてもらいたいと考える加藤さん。
プロ選手として環境が変わる中で、「より周りの支えが必要になる」という思いから、選手一人一人と向き合う時間を大切にしています。
取材を終えて。
加藤さんは自分自身も新しい挑戦をしていますが、不安というよりも、明るく楽しそうに仕事をしていました。
今回は私一人で取材に行きましたが、取材をしやすいようにとサポートしていただくこともあり、選手のことはもちろんですが、常に周りの人を考えている姿が印象的でした。
その加藤さんが、プロとして挑むチームをどのように活気づけていくのか、今後も楽しみです!
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投稿者:瀧埜ひとみ |