印鑑職人

個人を証明する大切な持ち物のひとつに「印鑑」があります。
その「印鑑」を彫り続けている小諸市の職人の技を紹介します。

職人のご紹介

一級印章彫刻技能士
大柄 富義 さん (小諸市)


<逆さ文字練習>

大柄さん:
「これからハンコを彫るための準備として逆さ文字が必要なので、練習します。」

<表面を削る>
印鑑の表面を平らに削る

<筆入れ>
ひと文字ひと文字ていねいに書き入れていく

<下書きアップ>
“灯江”(ともえ)という女性の名前を彫る

彫刻刀は自分が使いやすいよう手作りしたものを使います。

<荒彫り作業中ハンコアップ>
まず“荒彫り”で 文字の余白を彫り込んでいく

<仕上げ作業>
“仕上げ”で文字の線を整えていく

<ハンコ完成 ハンコを押す>
大柄さん:
「ロボットは同じものがたくさん出来るが、われわれ手仕事というのはどんなものでも1本しかできません。ほんとうに“唯一無二”のものしか作れません。」

最近は絵を入れる図柄も求められる
大柄さん:
「自分で彫ったものはすべて覚えてます。だいたい何十年くらいたって印鑑を見ても、自分が彫ったものだとだいたいすぐにわかります。やっぱりそれだけ思いを込めますからね。」

近藤さん:
「ハンコ屋はこの小さい丸の中にすべて彫り込む。その丸の中にどれだけ美しい文字が彫れるかが、わたしたちの目指す所ですね。」

「印鑑」といえば名字というイメージがありますが、最近は、自分らしいものをと、「名前」で注文する人も増えているそうです。
特に女性は、半分以上の人が、名前で注文するそうです。

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