2010年7月30日(金)
ゲスト:ノンフィクション作家 吉岡 忍さん
特集
「守れるか“信州の本”」
信州の歴史や自然など、郷土にこだわった本を作ってきた県内の出版社が、経営難から次々と姿を消している。
こうした中、他社と共催でブックフェアを企画したり、書店以外に販路を拡大したり、電子化でコスト削減を図るなど、生き残りをかけた様々な動きが各地で始まっている。
地方出版社の存続には何が必要か?模索する現場からそのカギを探る。
- 一草舎の出版物について(まだ書籍も購入可能です)
【一草舎】
TEL:026-223-4700/FAX:026-223-4701
mail:issousha@lily.ocn.jp - 会員制サービス・書店以外の販路に取り組む滋賀県の出版社
【サンライズ出版】
TEL:0749-22-0627 - 共同でブックフェアを開催した鹿児島の出版社
【南方新社】
TEL:094-248-5455
※ブックフェアは7月16日~8月29日まで開催 - 既存本の電子化に取り組む長野県の出版社
【龍鳳書房】
TEL:026-285-9701
「古民家鑑定士が人気」
日本の伝統的な建築工法で建てられ、築50年以上経った家などを一般的に古民家と呼ぶ。黒光りする柱や太い梁、釘を使わない丁寧な組み上げは、当時の職人達の高い技術を思わせる。現代の建て売り住宅では、まず目にすることはできない業物だ。
しかし、不動産としての資産価値は限りなくゼロに近い。そこで、不動産的な価値ではなく、上質の木材を使用し、高い建築技術で造られた古民家を文化的観点から評価する取り組みがはじまった。その大きな役割を担うのが古民家鑑定士だ。
財団法人「職業技能振興会」が認定する資格で、古民家を調査し活用の可否や、改修の提案など、古民家の売り手と買い手、両者のコーディネーターとして期待されている。
- 古民家鑑定資格試験について
【財団法人 職業技能振興会】
TEL:03-5798-8800 03-5798ー0678 - 古民家鑑定士に鑑定をお願いしたい場合
【一般社団法人 200年住宅再生ネットワーク機構】
TEL:089-968-7723/FAX:089-968-7787 - 長野県の古民家鑑定士 北澤勇一さんについて
【(有)シモダ木材】 長野市三輪8-27-2
TEL:026-234-7440/FAX:026-234-7441