紹介者
小布施町の農家(写真向かって左から)
飯田 龍彦さん、碓井 唯さん、碓井 雅也さん
小布施町に移住し、就農同期の3人。
ブドウやリンゴ、モモなどの果樹を中心に栽培しています。
3人とも町での暮らしとご近所さんたちとの交流を楽しんでいます。
みなさん、小布施町は長野県でいちばん面積が小さい町だって知っていましたか?
ちいさな町のなかに栗と北斎と花・・・そして一言では言えないほどの魅力が詰まっていて、年間に町の人口の100倍もの人が観光に訪れます。
多くの人々を引き付ける小布施町の魅力とはいったい何なのか!?その一端を探ってみたいと思います!!
小布施の名産品といえば、言わずと知れた栗!
10月の栗の収穫期には町の子どもたちの給食にも栗ごはんが提供されます。
おいしそう!
給食の前日にはボランティアが集まって4時間かけて栗の皮をむくのだそうです。子どもたちへの愛情を感じますね。
子どもたちは「おいしかったよ~!栗の味がした!」と言っていました!
でも小布施町の自慢は栗だけじゃないんです!昼夜の寒暖差と豊かな土地のおかげで、おいしい作物が育ちます。庭でニワトリを飼育しているご家庭もありました!
やっぱり、リンゴは抜群にうまいと思います
春先のイチゴから12月、1月のリンゴまで、ずっとおいしいものを提供できるのが小布施の魅力のひとつだと思っています。
おいしいなって感じるものが多いってあらためて感じますね。
「収穫までは気象条件に左右されやすいけど、支柱をたくさん入れたりして台風を乗り越えて実がついていたときは、りんごたちがガッツ出したな、頑張ったな、と思って嬉しいです。
「作り手も食べる人も満足できるものを作っています。農業という作物を作る過程も楽しいということを伝えていきたいですね。」
旬のリンゴもブドウもとてもおいしかったです!
小布施町と中野市の間に広がる延徳田んぼ。
まずはこの景色をごらんください。
ふるさと信州風景100選にも選ばれている絶景です!
「ちょうど中野方面へ行くとき、右向けば雁田山があるし、左の方は北信五岳がきれいにバーンと見えるときもある。あれいいよね。」
「四季折々の景色が眺められる。いつ通ってもすごく癒される。その日の疲れも吹っ飛ぶような景色が身近にあってすごく癒されています。」
私も秋晴れの田んぼと北信五岳に癒されました!
ここはオープンガーデン。個人のお庭ですが、日中は一般に公開されています。
小布施町は古くから人やものの交流が盛んな町。外から訪れる人を歓迎して受け入れる町民気質があるといいます。このお庭の持ち主の湯浅さんも、庭を見に来てくれた方をお茶でもてなすことが多いそうです。私たちもお庭を見ながらご馳走になりました!
小布施町に移住してきたみなさんも、ご近所さんとのやりとりが多い、町のみなさんが親密だとお話しをしてくださいました。
「町の人はみんな野菜や果物をたくさん作っているので、おすそわけも盛んで楽しいです。」
「埼玉に住んでた時は(こういう関係が)全然なかったので、古き良き時代の習慣みたいなのが残っててすごくいいなと思います。子どもたちも学年関係なく遊んでいるんです。」
小さな町においしいものや見どころ、町の人たちのやさしさが詰まっていることがよく分かりました。よそから来た人にも垣根のない町の人たちとのふれあいが、多くの人たちを引き付けているんですね!
(情報は取材当時のものです)