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放送日:2021年9月28日

嶋田幸夫さん

【筑北村】嶋田幸夫さんによるジモしん

紹介者 嶋田幸夫さん

嶋田さんは昔ながらの方法でコメや、野菜など、たくさんの作物を大切に育てています。

■日本の原風景と豊かな実り

「なんともないような景色なんですけど、ここに来るとホッとする」嶋田さんがそう語る景色は、山に囲まれ、田んぼがある、いわば日本の原風景といえます。原風景が残る筑北村では、標高の高さによって生じる寒暖差によって作物が豊かに実ります。嶋田さんは筑北村のことを「お米はおいしい、野菜がおいしい、きのこがおいしい、山菜がおいしい。宝の山なんだ。」と語ります。

■村の宝 若き人たち

村の宝は「地域おこし協力隊」だと語る嶋田さん。総勢8人の協力隊が移住を促す活動、空き家バンクの管理や飲食店の運営などを行っていて、村に活気を与えています。
着任して半年の佐野航太さんに村の魅力を聞きました。「村の人が優しい。初めて会う時にも『あがって』ってお茶を出してくれたり。都会にはない優しさです。」
嶋田さんの畑でエゴマを育て、商品開発まで行ったのは大嶽美和子さん。いつもアドバイスをくれる嶋田さんのことを「とても尊敬できる師匠」と呼んでいます。

 

佐野航太さん

佐野航太(さの こうた)さん
(地域おこし協力隊)

大嶽美和子さん

大嶽美和子(おおたけ みわこ)さん
(地域おこし協力隊)

■ピカイチ!筑北はぜかけ米

夏が終わると筑北村の田んぼには稲が実り、まるで黄金色のじゅうたんを敷いたかのような風景が広がります。嶋田さんの田んぼでは家族や、協力隊の力を借りて稲刈りが行われました。筑北村では多くの農家が刈り取った稲を棒にかけて天日干しにする「はぜかけ」を行います。「はぜかけ」によってコメのうまみが増すと嶋田さんは語ります。

今年の新米を嶋田さんと協力隊が一緒に味わいます。「米がひと粒ひと粒光っていて、とってもおいしい」と語るのは大嶽さん。「めちゃくちゃおいしいです。うますぎ警報発令です!」と語るのは佐野さん。ふたりの笑顔をみてほほ笑む嶋田さんは「筑北米はおいしいって評価を頂いているので、それはずっと守っていきたいと思います。」と語ります。

 

世代を超えて助け合い、いつも一緒にいるのが筑北村。きょうも一緒にお米を味わって…
「米ニケーション、最高!」

 



(情報は取材当時のものです)





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