メインコンテンツへ移動

ひとりひとりが「自分らしさ」を出せる場所|NABETOMO #1

2023年4月20日

3月20日、新宿の会場と配信で「NABE presents SNSで(たぶん)バズったフェス2023」が開催されました!舞台裏見学・意見交換会に参加した学生のリポートをお届けします。

NABEとの出会い

私にとって、人生初めての「フェス」参加だった。好きなアイドルのライブなど、自分が元から好きなコンテンツに飛び込むエネルギーは、幼い頃から果てしない。(笑)その分、新たな出会いを求めに行くことは後回しになっていた。そして2020年、大学入学。オンライン授業やサークル活動も制限される中、とにかく人と繋がりたかった。新しい出会いがほしかった。

NABEを初めて知ったきっかけは、NHKの説明会の時に、職員の方が紹介していたこと。「サクっと短く、時にはじんわり、それぞれの日常を後押しする」。「それぞれの日常を後押しする」というフレーズが、私の心に引っかかった。自分の「好き」を楽しめばいいし、他の人の「好き」が自分と違ってもそれでいいんだ。紹介してくれたNHKの職員の方々も自分の推しについて語っていて、その時の楽しそうな表情が印象的だった。

その後、NABEの公式LINEをフォローし、オンライン上でのランチミーティングに参加するようになった。同世代のなべトモたちと、好きなコンテンツや普段の学校生活について語り合う、私が強く望んでいた「人と繋がる」機会が生まれた。意見を交流する中で、たとえ同世代だとしても、テレビのコンテンツとのふれあい方やSNSとの付き合い方は人それぞれだということを実感した。

私はSNSを気軽な情報発信の場だと思っていたが、SNSだからこそ発信する内容に慎重になっている人もいること。YouTubeで自分の「好き」の沼を深め、テレビでは幅広いジャンルを楽しむスタイルの私とは違って、テレビで見るジャンルは限定的で、逆にYouTubeで新しい興味との出会いを探している人もいること。ランチミーティングで新しい仲間と出会ったからこそ、自分の考え方を客観的に捉えることができ、自分の世界が広がり「自己更新」に繋がった。そのワクワク感がたまらなかった。

「その人らしさ」を否定せずに、新たな出会いを後押しする空間

可愛くてごめん
高嶺のなでしこ『可愛くてごめん』パフォーマンス(※外部サイトに遷移します)

今回のフェスでは、出演者の方々、ひとりひとりが「自分らしさ」を前面に出していて見ていて明るい気持ちになった。私は「HoneyWorks」の曲をよく聞くこともあり、「高嶺のなでしこ」の『可愛くてごめん』は元から楽しみにしていたが、新たな人たちとの出会いもとてもワクワクした。

「THE SUPER FRUIT」の『チグハグ』を見ていて「かっこかわいい」ジャンルの魅力に気づかされたし、就活をしている身からすると、歌詞がじんときました…。そして司会者が、出演団体の方々のちょっとした動きや、珍しい言動にすぐに反応して「かわいい~」と言ってとりあげているのを見て、他の人の魅力にも気づいて、受け入れて、積極的に発信する姿勢…それこそがNABEのマインドなのかなと感じた。

そして客席を見ると、幅広い年代の人が集まっていた。NHKが主催してつくる空間だからこそ、多様な人が集まるのだと実感した。またNHKは“あまねく”伝える発信を目指しているからこそ、ひとりひとりの中にある多様性を応援するコンテンツを発信し続けられるのだと思う。その強みを今後も活かしてほしいし、NABEのように「その人らしさ」を否定せずに、新たな出会いを後押しする空間が将来もあり続けてほしいと感じる。

なかねかなパフォーマンス
なかねかな『AWA』パフォーマンス

今回のフェスのアーカイブ配信もあるようです!ぜひみなさんにも、新しい出会いや、自分の世界を広げるワクワク感を味わってほしいです‼



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「SNSで(たぶん)バズったフェス2023」
出演: 遠坂めぐ、FRUITS ZIPPER、高嶺のなでしこ、なかねかな、THE SUPER FRUIT
    MC:パパラピーズ、ロイ
主催: NHK
Youtubeチャンネルにてアーカイブ配信中(※外部サイトに遷移します)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

SNSで(たぶん)バズったフェス2023
(※外部サイトに遷移します)
なべトモ学生 手賀梨々子