連続テレビ小説「らんまん」
・牧野富太郎直筆植物画展

連続テレビ小説「らんまん」の主人公・槙野万太郎のモデル、“日本植物学の父”と言われた植物学者・牧野富太郎(1862~1957)。博士は、94歳で亡くなる直前まで、日本全国をまわり数十万枚に及ぶ植物標本を作製、実に1400種類を数える植物の学名を命名しました。
今回、牧野博士の研究成果である『日本植物図鑑』(1925年・ 大正14年)および『牧野日本植物図鑑』(1940年・昭和15年)より≪ヤマトグサ≫、≪オナモミ≫などの直筆の植物画35点を特別に展示することとなりました。
博士の卓越した観察眼と集中力が生み出した精緻で細密な筆遣い、独創的で暖かな植物への眼差しが凝縮している図ばかりです。植物画を視ることで、牧野富太郎博士の息吹を感じてください。

会期

2023年7月25日(火)~2023年10月1日(日)
※月曜休館(9月18日[祝]開館)

会場

1階ロビー

主な展示

・連続テレビ小説「らんまん」番組紹介パネル、出演者全身パネル
・牧野富太郎直筆植物画35点、牧野博士年表

今回展示する主な植物画


≪ヤマトグサ≫ 
博士が27歳の時、郷里の高知ではじめて発見した新種で、牧野博士の名を広く知らしめた日本固有種です。

≪オナモミ≫
花期と果実期の異なる状態が一枚の図でわかるよう工夫され、“牧野式”と呼ばれる植物画法の特徴が現れています。

≪ツチトリモチ≫
一見、奇妙な形をした植物は好んで描いた題材でした。

「牧野植物図鑑原図集」(北隆館刊)

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