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2021/10/19

衆院選
岩手の展望

衆議院選挙は31日投開票に

コロナ禍で初めての総選挙となる第49回衆議院選挙が19日に公示されました。
今回の選挙は、4年前の平成29年10月以来で、戦後初めて衆議院議員の任期満了をこえて投開票が行われることになります。

県内の情勢は?

県内の3つの小選挙区には、前議員が5人、新人が3人とあわせて8人が立候補しました。
政党別では、自民党が3人、立憲民主党が3人、共産党が1人、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」が1人となっています。
今回の衆議院選挙は、コロナ禍で行われる初めての選挙で、新型コロナ対策や経済政策、それに震災からの復興のあり方などを巡って論戦が交わされます。

各選挙区の展望

♦岩手1区 (盛岡市・矢巾町・紫波町)

共産党の新人 吉田恭子候補(40)
立憲民主党の前議員 階猛候補(55)
自民党の前議員で公明党が推薦する 高橋比奈子候補(63)

記者コメント

自民党の高橋氏と立憲民主党の階氏との対決は5回連続になります。共産党の吉田氏は4度目の挑戦です。

♦ 岩手2区 (沿岸部の宮古市や大船渡市、内陸部の滝沢市など23の市町村)

立憲民主党の新人 大林正英候補(57)
「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」の新人 荒川順子候補(68)
自民党の前議員で公明党が推薦する 鈴木俊一候補(68)

記者コメント

2区は財務大臣を務める鈴木氏に新人の大林氏と荒川氏が挑む構図です。沿岸から内陸にかけての広い選挙区で各陣営、どのような選挙運動を展開し、有権者の支持を広げていくのか、注目です。

♦ 岩手3区 (奥州市や一関市など県南部の7つの市と町)

自民党の前議員で公明党が推薦する 藤原崇候補(38)
立憲民主党の前議員 小沢一郎候補(79)

記者コメント

3区は、当選3回の自民党の藤原氏が当選17回と前議員の中で最多当選の小沢氏に挑む形です。前回に続き、与野党一騎打ちの構図となりました。

選挙の争点は?

記者コメント

ひと言で言えば安倍、菅、岸田政権と続く自民党を支持するのか、それとも立憲民主党を中心とする野党を選ぶのかという点です。
争点はなんと言っても新型コロナウイルスへの対応策です。全国的に冬場にかけて「第6波」が襲ってくることが懸念される中、どのように感染を防ぎ、医療現場の負担を軽減するのか。
そして、コロナ禍で落ち込んだ経済を限られた財源の中でいかにして立て直すのか、各陣営の政策や主張が注目されます。
また、県内では、東日本大震災からの復興や人口減少が続くなかでの少子高齢化対策などについて各候補者がどのような主張をするかも注目されます。

投票率について

平成8年以降で最も高かったのは、12年前・平成21年の自民党から民主党への政権交代となった選挙で73.41%。その後は低下傾向が続き、前々回の選挙では過去最低の56.23%、前回の選挙は2番目に低い投票率となりました。

記者コメント

新型コロナウイルスの影響で大勢の人を集めて演説を行う集会など従来の選挙運動がやりにくい中、各陣営にはインターネットなどを利用して広く有権者に政策や主張を訴え、少しでも関心が高まるよう取り組んで欲しいと思います。

文責:及川知紀、大山徹 構成:グレーヴァ遼