日時

あらすじstory

シシが舞うとき
~陸の豊かさも守ろう~

舞台は岩手県の架空の町。
年に一度の鹿踊りが町の伝統的な屋敷の前で披露されている。
鹿踊りを見に来た佐々木玄司と孫の美優。
鹿踊りに熱心に手を合わせている玄司を見て、美優はどうして手を合わせているのかと尋ねた。
玄司は駆け出しの猟師時代の不思議な体験を語り出す。
約70年前、腹を満たすために毎日のように貪欲に獲物を探し歩く玄司は、ある日、大きな鹿を仕留めた。
すると鹿がいた場所に謎の生き物「シシ」が目の前に現れる。
「シシ」と対峙した玄司はどうなるのか。

番組紹介program

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【制作にあたって】

東北地方に伝わる郷土芸能「シシ踊り」は狩猟した動物の供養のために始まったといわれ、命を分け与えてくれる動物や自然に対して人々は畏敬の念を抱き、祈りを捧げてきました。
人間が獣の化身になりきって舞いを捧げる姿は、その象徴ともいえます。
しかし、近年、熊や鹿などの個体数が急増。山から人里に姿を現すことが増え、作物被害や事故増加などの影響が及び、人と動物との関係が変わりつつあります。
日本の伝統芸能「シシ踊り」をモチーフにしたこのショートストーリーを通して、持続可能な世界を目指すために掲げた 「SDGs」の目標のひとつ「陸の豊かさも守ろう」 についての提言を、国内はもとより世界へと発信していきたいと考えています。

【スタッフ一覧】

出演/竜雷太、前田旺志郎、豊嶋花

制作統括/三浦大(NHK盛岡放送局)

作・演出/門脇弘樹(NHK盛岡放送局)

登場人物character

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佐々木玄司

【竜雷太】

目の前で見たシシ踊りは何か勇壮であるとともに、何かちょっともの悲しいみたいな、とても感慨深く見せていただきました。
自然を守ることは人間を守ることだと思います。
SDGsという横文字となると遠い世界のようですけど、一番この国でモノがなかった戦争の直後に、お袋や親父が工夫して少ない食べ物をみんなで分かち合って無駄なく食べたことを思い出しました。少しでも身近なこととして考えてもらえたらと思っています。

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佐々木玄司(子役)

【前田旺志郎】

久々の時代物で、着物を着て、笠をかぶって、それだけでワクワクしました。
普段なかなか考えることのない題材でしたが、これも役者をやっているひとつの醍醐味だと思います。あの時代、あの歳の猟師の考え方や生活。
自分とは違う感覚を持った子なので、そのすりあわせが一番大事で、じっくり時間をかけて理解して表現しました。
シーンとしては多くないですが、描かれていないところまで想像して頂けたらうれしいです。

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佐々木美優

【豊嶋花】

美優という役は、都会から岩手にやってきて、はじめて鹿踊りや動物の命についておじいちゃんから学びます。
私はSDGsについて興味はありましたが、美優と同じようにまだ知識が足りなかったので、今回の撮影をきっかけにもっと学びたいと思いました。
たくさんの方にこの作品をみていただき、SDGsについて興味を持ってもらえたら嬉しいです。