大隅キャスターのブログ
2022/09/02

秋空は雲の展覧会

きょう(金)の県内は、久しぶりに晴れ間が出ました。
秋の空は、「雲の展覧会」と言われるほど、様々な雲が登場します。
秋の代表的な雲をご紹介します。
まずは、ほうきでサーと白くはいたような雲「すじ雲」です。
上空の高い所に現れる雲で、正式には、「巻雲」(けんうん)と言います。

次に「うろこ雲」です。
小さな粒状の雲が無数に浮かび、まるで魚のうろこのようですね。
いわしの大群のようにも見えることから、「いわし雲」とも言われるほか、「さば雲」とも言われます。
「巻積雲」(けんせきうん)と言います。

そして、「ひつじ雲」。
ひつじの群れにように見えますね。
うろこ雲より一つ一つが大きく、「高積雲」(こうせきうん)と言います。

秋の雲は、薄く水平に流れるのが特徴です。
というのも、夏は、強い日射で地面が暖められてできる「積雲」や「積乱雲」が多くなり、立体的で垂直です。
しかし、秋は、地上付近も冷えてくることや上空を偏西風が吹くようになるため、雲は薄く水平になります。

この週末は、雲が多くなり、あさって(日)は、午前中を中心に広い範囲で雨が降りそうです。
次に晴れるのは来週の8日(木)で、この日は、秋の雲が見られるかもしれません。
そして、気温が上がり、8日(木)と9日(金)の盛岡の最高気温は30度の予想です。
来週は残暑が戻るのでご注意下さい。