大隅キャスターのブログ
2022/06/13

記録的短時間大雨情報とは

おととい(11日)、県内は広く晴れましたが、内陸の山沿いを中心に激しい雷雨がありました。
盛岡市南部付近では「記録的短時間大雨情報」が発表されました。
そこで「記録的短時間大雨情報」とはどんな情報なのかお伝えします。
「記録的短時間大雨情報」は、数年に一度程度しか発生しない大雨を観測または解析した時に発表されます。
岩手県の基準は、1時間雨量が約100ミリです。

おとといのレーダーです。
午後7時20分までの1時間に、レーダー解析により、盛岡市南部付近で約100ミリの雨が確認されたため、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。
この情報が発表された時は、土砂災害や低い土地の浸水、洪水などが起きるおそれがあります。

実際にどこで災害の危険度が高くなっているかは、気象庁のwebサイト「キキクル」で確認できます。
https://www.jma.go.jp/bosai/risk/#elements:land/zoom:5/lat:35.191767/lon:137.175293/colordepth:normal
おとといは、盛岡市と一関市に土砂災害警戒情報が発表されています。
きょう(13日)は、四国地方で梅雨入りの発表があり、雨の季節が東北地方にも近づいています。
大雨への備えを始めておくとよさそうです。