大隅キャスターのブログ
2022/04/05

清明「ツバメ」

きょう(5日)は、二十四節気の「清明」(せいめい)です。
全ての生き物が清らかで生き生きとする頃です。
きょうは、盛岡市で17.9度まで上がり、4月下旬並みの暖かさになりました。
盛岡城跡公園では、梅が咲き始めましたね。
そして、「ツバメ」がやってくる季節、県内でも「ツバメ」の姿を見たという声を聞きました。

「ツバメ」は春になると、はるか離れた東南アジアから繁殖のために日本にやってきます。
「ツバメが巣を作るとその家は繁盛する」という言い伝えがあります。
なぜかというと、ツバメは、巣を作る時、カラスなどの外敵からヒナを守るため、人通りが多い所を選ぶ習性があります。
人通りが多いということは、客がよく行き来する、つまり、商売繁盛の象徴と言われるようになりました。
また、ツバメは、田んぼや畑の害虫を食べてくれるため、豊作になるとも言われています。

ではクイズです。
ツバメの別名は、「玄鳥(げんちょう)」と言います。
この名前の由来は次のうちどれでしょうか。
① 玄関に巣を作る
② 玄米を好んで食べる
③ 玄は黒色を意味し、その見た目から
どれでしょうか。

答えは、③番でした。
呼び名は、「玄鳥」以外に、「ツバクロ」や「ツバクラメ」などもあり、昔から人々に親しまれてきたことが分かります。

「ツバメ」の姿から春を感じられそうですね。