大隅キャスターのブログ
2021/11/05

10日から始まる雪予報

気象キャスターの大隅智子です。
盛岡市内は、紅葉が真っ盛りです。
盛岡市の岩手大学の構内では、大きなイチョウの木が見頃を迎えていました。

モミジも燃えるような赤色になっていて、目を引きました。

今月7日(日)は、二十四節気の「立冬」、暦の上では冬になります。
そこで、今月10日(水)午後1時から始まる気象庁の新しい雪の予報についてお伝えします。
気象庁は、降る雪の量や積雪の深さの見通しを6時間先まで地図上で確認できるようにします。
降雪量の予想の例を北陸地方で見ていきます。
6時間先までの降雪量を地図上に約5km四方で1時間ごとに予測します。
色によって予想高降雪量が決まっていて、紫や赤は多いことを表しています。
1時間ごとに更新されるので、最新の予報が提供されることになります。
この背景には、局地的な大雪による長時間の立ち往生や都市部での混乱が毎年のように起きていることがあります。
気象庁は、これまでも降雪量など予報は発表してきましたが、1時間ごとの最新の予想が出るので、ドライバーなどがルートを検討する際に参考にしてほしいそうです。

今月10日(水)の午後1時から、気象庁のウェブサイトで「今後の雪」を選択すると、1時間ごとの降雪量や積雪の深さの予報を6時間先まで確認することができます。
盛岡の初雪の平年は11月9日です。
まもなく雪の季節になるので、ぜひご活用下さい。