大隅キャスターのブログ
2022/10/27

プラスの気温でも初氷?

けさ(27日)の県内は、穏やかに晴れたため、放射冷却により、今シーズン一番の冷え込みの所が多くなりました。
最低気温が最も低かったのは、宮古市区界高原でマイナス6.3度、盛岡市薮川でもマイナス6度ちょうどまで下がるなど、初冬のような冷え込みになりました。

盛岡では、マイナス0.6度まで下がり、今季初めての氷点下で、冬日になりました。
盛岡では、既におととい(火)、「初氷」が観測されていますが、「初氷」についての質問を頂きました。
25日(水)に盛岡で「初氷」が観測された日の最低気温は、プラス1.2度でした。
氷点下でないのに、なぜ氷が張るのでしょうかという質問です。
確かに氷点下にならないと氷はできません。
なぜ1.2度でも氷が張ったのかお伝えします。

その理由は、アメダスの気温計の高さにあります。
こちらは、盛岡地方気象台の気温計です。
この筒の中で気温を測っていますが、地上から約1.5mの高さにあります。
一方で、「初氷」の観測は、水を入れた容器を地面に置いて行われます。
つまり、1.5mの高さの違いがあります。

気温が1度でも、晴れて風が弱い日は、地表の熱が奪われる放射冷却で冷え込むため、地面付近は氷点下になるというわけです。
ちなみに、気温が4度~5度でも、晴れた日であれば、地面付近に霜が降りることもあります。
これも同じ理由です。
つまり、晴れて風が弱い日は、地面付近の方が冷えるということになります。

あす(金)も朝にかけては、晴れるため、放射冷却で冷え込みが強まりそうです。
日中は、内陸で雲が多くなり、夕方以降は雨が降る所がありそうです。