2016年04月12日 (火)ずっと、好きなんです、いわて!


おばんです。漆原輝です。
この挨拶も当分使わなくなるのでしょう…
5年間いた岩手を離れることになりました。

縁もゆかりもなかった、初めての東北。
右も左もわからない中(最初は方言がぜんぜん聞き取れませんでした。笑)でしたが、
岩手のみなさんの優しさに支えられ、仕事を続けることができました。
広い広い岩手県を駆け回りました。

新人アナウンサーとして岩手に赴任し、
東日本大震災直後から、取材をさせていただきました。
復興へ歩む岩手の人の力強さを何度も目の当たりにしました。
まだ、がれきが周りに積み重なっている中、
地元の味を守ろうと、いち早く営業を再開したお煎餅屋さん。
自らも被災しながらも、音楽で元気づけようと慰問演奏を続けてきた音楽家の男性。
震災を機に、地元に戻り、漁業を継いだ男性。
活気あふれる仮設商店街にも何度も通いました。
三陸鉄道から眺める、きらきらと輝く三陸の海は忘れられません。
目をつぶると、お世話になったみなさんの顔が次々と浮かんできます。

取材を通して、みなさんの思いを受け取るたびに、
自分の言葉できちんと伝えなくてはと気持ちを強くさせられました。
なんのために伝えるのか?
誰のために伝えるのか?
アナウンサーとして、一番大切なことを岩手のみなさんから教えていただきました。

新年度からは、ふるさと四国に戻り、
徳島放送局で夕方のキャスターを担当します。

岩手盛岡を旅立つ日。
“二度泣き橋”とも呼ばれる開運橋を渡りました。
穏やかに流れる北上川。
いつも見守ってくれていた岩手山を一人眺めていると、
ぐっとこみ上げてくるものがありました。
盛岡駅前では、北海道新幹線開通を祝うラーメンフェアが開催されていて、
偶然にも、何度も通った釜石ラーメンのお店が出店していました。
行列にならんで、ラーメンを受け取るとき、
お世話になった大将に、
「最後の放送見たよ!徳島でもがんばってね!!」と大きな声でエールをいただきました。
行列に並んでいたお客さんがみんな振り返ってこちらを見ていましたが、
うれしかったです。笑
最後の最後まで、岩手の温かさを感じました。

岩手は私にとって、特別な場所です。二つ目のふるさとです。
成長した姿を、放送を通してみなさんにいつか見ていただけるよう、
岩手を離れても、がんばっていきたいと思います。

ずっと、好きなんです、いわて!!!
5年間、ありがとうございました!!!

 

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投稿者:漆原 輝 | 投稿時間:17:59

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