2012年01月12日 (木)さむくてしにそうなはなし


ざむぐでざむぐでだまんだい~!

 
岩手の冬の厳しさを改めて実感しました。
時は平成24年、1月は11日。門松はすでに片付けられ、世間は鏡開きという日です。

東日本大震災から10ヶ月ということで、黙祷の様子を中継で伝えるために陸前高田市に出かけました。
この日は、晴天。ところが、気温は上がらない、おまけに風が強くて冷たい。
山の木々の枝が大きく揺れるような風でした。

th120112.jpg

陸前高田市に先月できた「希望の灯り」からの中継でした。
この場所は、山の中腹にあって、強くて冷たい風がときどき方向を変えながら吹き付けてきます。防寒対策を十分してきましたが、それでも外でじっとしていることがつらい。
黙祷のあった午後2時46分前後の中継は、おひさまからのぬくもりで、なんとか乗り切りました。
おてんとうさんの力は偉大なり!
 
しかし夜・・・闇夜の中の中継は、底冷え+強風との戦いです。
日が落ちてからの気温の下がり方は、尋常ではありません。天気予報では、「この冬一番の寒気がやってくる」「内陸では氷点下10度以下の場所多数の予想」・・・。

・・ここまでは、なんとか我慢できます。多少の寒さくらいは。そういう中で写真を撮り歩いたことだって何度もあるし・・・。
しかし、意外な壁が存在していました。商売道具の「マイク」です。
子供のころから、寒さには慣れていましたが、冬の岩手でマイクを持ってリポートすることはいままでありません。これを計算してなかった・・・!
 
強風で、マイクが風の音がなるべく入らないよう「手持ちマイク」で放送しました(カラオケの時など握ったことがあるはずです、あれです。ただ、放送局で使う仕様です)。
これがもう・・・・つめたいのなんの・・・。
マイクの持つところにカイロを巻き付けて、暖めていましたが・・・・・カイロを外すと、ものすごい勢いで冷たくなっていきます。まさに、熱が引いていく、どこかへ逃げていくようでした。
しかも、マイクを暖めたカイロって、しばらく温度が下がったままで、なかなか温度が上がらないのです!
・・・これも想定していない出来事でした。

底冷え、寒気、強風、そして氷よりも冷たいマイクの攻撃にひるみましたが、なんとかつとめを果たすことが出来ました。

帰りの車中で見えたのは、まぶしいほどの光を放つまんまるのお月さま。
色温度の高い、青みがかった冷たい光で空に浮かんでいました。
久しぶりの岩手の冬の夜・・・一筋縄でいかない厳しく寒い冬です。
やっぱり、ざむぐでざむぐでだまんだい!(寒くて寒くてたまらない、と極寒の中で話しているつもり)

 

投稿者:高橋 秀和 | 投稿時間:17:10

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