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ブラジルから宮崎の良いものを求めて

  • 2023年10月27日

 

10月27日(金)は宮崎県人会世界大会。
世界各地にある宮崎県人会の中でも、屈指の規模を誇るブラジル宮崎県人会から、
宮崎の名産品を探しに来た人がいます。
その裏には、「県人会を盛り上げなければいけない」という使命感がありました。
(アナウンサー 堀井優太)

日本人が多く住むリベルダーデ地区。
ここにあるビルの一室が、宮崎県人会の拠点です。

宮崎を感じさせる掲示物も

こちらの県人会の皆さんが年に1回、
とても大切にしているイベントがあります。

毎年7月にサンパウロで開かれる日本祭り。
これまで24回開催されてきました。
今年は7月7日~9日までの3日間で約18万人が来場!
人気イベントです。

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日系企業やブラジルにある各県の県人会が大きなホールを借り切って出展します。
各県の県人会が出店している日本食の出店もあるんです。
宮崎のブースはこちら。

にぎわっているようですが…
なんでも関係者の方々、悩んでいることがあるんだとか。

われらが宮崎を代表する食べ物チキン南蛮。
これが、なんと、あまり売れないそう!(涙)。
長年チキン南蛮を作っている、
婦人部のレイラさんに話を聞くと…

レイラ
さん

 

よく売れるのはブラジル人が知っている食べ物。
焼きそばとか天ぷらとか。チキン南蛮はブラジル人にはまだ新しい食べ物で、「おいしいかな」「おいしくないかな」と思うからそんなに売れません。

そこで、レイラさんが
県人会のメンバーから頼まれた“ミッション”が、2つ。

チキン南蛮に代わるメニューというと難しそうですが…
実は、ヒントもありそうなんです。
 

県人会
キムラツヨシさん

うまみという言葉はいま、すごく使われているんですよ。
うまみがあったら「ああおいしい」「うまみが足りない」と、
もうポルトガル語にも使われてますもんね。

うまみのある宮崎の食べ物というと、冷や汁?辛麺?
なんとなくハッキリした味が受け入れられるのかなと思ってしまうところですが、
意外と支持されるかもしれませんね…!
他にも…

こちらの宮崎の焼酎。レイラさんによると、
ブラジルの人は飲むと「おいしい」と言うそう。

ブラジルの国民的なお酒はカシャッサ。
サトウキビが原料の蒸留酒です。
異色のマリアージュを楽しんでみるのも、
面白いかもしれません!?
様々なアイディアが浮かびますが、
こうして、新しい食べ物を日本祭りに持ち込むことで、
ビジネス面でも県人会ブースを活用したいと考えている人がいます。

仕事として日本祭りのレイアウトなどを担当している
マルヤマ・コージさん

マルヤマさんは、ある危機感を抱いていました。

マルヤマ
コージさん

現在、日本祭りに参加している日本人は40%くらいですが、
そのほとんどが2世・3世・4世です。
(ブラジル人としての意識が強くなっている人が増えている今、)
ビジネスなどで若い人たちが活用してくれないと、
県人会はもたないと思います。
県人会と若い人が関わることは、
ルーツを知ってもらったり、文化を継承してもらったりすることにも
つながるのではないかと感じています。

マルヤマさんは、
「ブラジル中に宮崎の良いものが広がると良いんじゃないか」とも語っていました。
今回の県人会世界大会が、
若い人の関わりへと繋がる1つのきっかけになるか、期待がかかります。

  • 堀井優太

    アナウンサー

    堀井優太

    宮崎に来た海外の方には
    鶏肉を食べてほしい・・・
    炭火焼でお腹いっぱいに
    なってほしいです。

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