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宮崎置県140年 県人会世界大会初開催 内容を詳しく

#みやざき140
  • 2023年10月24日

「置県140」年を記念し、10月27日~29日に県人会世界大会が開かれます。この県人会世界大会とは何か、どんな意義があるのかについて、詳しくお伝えします。

県人会世界大会とは?どんなイベント?

県人会世界大会は国内外の県人会の関係者が一堂に会する催しです。宮崎県では初開催です。宮崎市などで今月27日から3日間開かれ、270人が参加する予定です。

初日には宮崎市のシーガイアで、県人会の会長たちがふるさととの絆を強くするための大会宣言を採択するほか、県民も含め750人が参加して記念の式典やコンサートが開かれます。

2日目と3日目には県人会のメンバーが県内の観光地などを訪れて地元の人と交流する「ふるさと巡りツアー」も予定されています。

そもそも県人会とは?どんな団体?

県人会とは、国内外に移住した人や仕事で赴任した人など、宮崎にゆかりのある人たちが各地に作っている団体です。

国内では東京や近畿など合わせて15の県人会があります。海外では、ブラジルやアメリカなど世界各地に20の県人会が設けられています。アジアにもたくさんの県人会があります。

今回の世界大会に訪れる県人会の関係者のうち、半数近くが海外からの参加になります。

海外の県人会のうち最も多くの会員の参加を予定しているのが、ブラジル県人会です。

海外では最も長い歴史ある県人会で、会員数はおよそ250人に上ります。明治期以降、出稼ぎのため
日本から海外への移住が盛んに行われ、宮崎県からも戦前、戦後を通じて4,000人以上が移り住んだと言われています。

そうした中、ブラジル県人会は「同郷の県人同士、宮崎弁で語り合おう」と、1949年に結成されました。

このほか近年では、台湾やシンガポールなど、海外にビジネスで滞在する人たちなどを中心とした県人会が設立されています。

国内で規模が最も大きいのが、大阪府にある近畿宮崎県人会です。1,400人もの会員を抱えています。

どんな活動をしている?

各県人会では、会員同士の交流のほか、各地で開催されるイベントで宮崎の物産の販売ブースを出すなどしています。

例えば、ハワイ県人会では、ホノルルで定期的に開かれている文化交流のイベントで宮崎を紹介するブースを出展したり、日向市の伝統芸能、ひょっとこ踊りを披露したりしています。

また、香港では、今年2月、県人会のメンバーが県の支援を受けながら県産品などを販売するアンテナショップを現地にオープンさせました。

海外での出店は初めてで、宮崎県にとっては、県産品の販路拡大につながる心強い動きです。香港県人会では、メンバーと県の現地事務所の職員が2か月に1度集まって意見交換をしていて、そうしたつながりが出店の後押しになったということです。

意見交換では例えば、香港で焼酎がブームとなる中、輸出に興味のある県内の蔵元がいないかどうかや、香港の人がどんな観光地を好むかといった点を話し合い、県の輸出や観光の施策にも生かされているということです。

なぜ今、世界大会が開かれる?

今回、世界大会が開かれる背景として、活動の停滞が懸念されていることがあります。

歴史の古い県人会では会員の高齢化が進み、世代交代の時期を迎えています。これにコロナ禍で活動が
停滞したことが加わり、県人会と宮崎とのつながりが徐々に薄れつつあるという危機感が関係者にあるようです。

このため県は、世界大会をきっかけに県と県人会のつながりを強くして活動を活性化させたいと考えています。

大会では、県人会の若手が集まって互いの取り組みを紹介したり、意見を交わしたりする場も設けられます。

大会への期待について、河野知事は次のように述べています。

河野知事

世界のアジア含めてヨーロッパ、南米、多くの県人会が世界にあるので、国内外の県人会ネットワークを密にすることによって、宮崎の魅力の発信や県産品の販路拡大、さらには観光客誘致につなげていく、そういうところの後押しをお願いしたい。

こうした後押しを将来にわたって得られるよう、県人会とのネットワークを確かなものにすることが今回の大会のねらいとなっているようです。

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